早期退職してFIRE状態を実験的に続けて3年無事やり過ごせました。自分の備忘録を兼ねて現状を記録しておきたいと思います。
3年目の変化
1.手続き関連
ブログ主の場合退職後2年目の健康保険任意継続から、国保に切替を持って、諸々の手続きが完了となりました。それから、1年経過しましたので、特別な退職関連手続きはなく、毎年の確定申告やマイナ証明書更新、自動車免許の更新など全員共通のルーティーンのみとなりました。
通院等も含めて、会社員時代は、土日に集中する他なかったルーティーンを空いてそうな平日に自由に日程組んで行えるのは大変、楽でありがたい限りです。
2.精神面
2年目の時点ですっかり落ち着いて、以後変化はなく落ち着いています。やはり就職以前、学生時代の一人暮らし生活と似通っているというか、社会人を何十年経験しても、人間根本は変わらないのかも。
生活面
環境
3年間は、ちょうど中学校や高校を卒業する期間です。会社員時代4年前後で全国転勤してましたので3年ほど経過すると周囲の環境にも完全に慣れて若干マンネリ化してきてました。
退職後、当時4年前に住んでいた今の居住地に再度引っ越して3年立ちました。ちょうどマンネリ化する時期です。会社員時代は、3年ほど経過すると、近隣の県へ遊びに行くことが一気に増えてましたので、これからは、遠出も増えていきそうです。
ご褒美
3年目の記念も兼ねて、ささやかながら、前回の記事でも取り上げたスマホの機種を8年使用したiPhoneXから、iPhone17Pro 256GBへ変更をしました。18万円はスマホにしては高額であり、物理的機能的には何も問題なくカメラも操作感もまだまだ十分実用的であるため、数千円でバッテリー交換して後3年ほど使い続けようかかなり迷ったのですが、
・ケースと画面カバーが絶妙なタイミングで寿命を迎え買換を要したのでどうせ買うなら新機種用かと背中を押された
・引退後もカーナビ用と自宅サブ用に利用する明確な用途あり
・Grokなど最近のAI関連アプリがiOSのバージョンの関係で動作しなくなった。iOSのサポート対象外になったのはセキュリティー面含めて継続使用には不安要素
・iPhoneXは5G未対応。4Gでも困らないが、5G使ってみたい
・iPhoneのマイナンバーカードが、iOSのバージョンの関係で使えない
外部リンク:Apple、iPhoneのマイナンバーカードを提供開始
などあり、買い替えました。特に、iPhoneのマイナンバーカードは決め手になりました。今日早速通院時に使ってみましたが、ApplePayと同じ様にマイナ保険証が使えるのは、凄くスムーズで感動しました。
今年の免許更新でマイナ免許証併用にしましたし、今回のスマホ機種変更で物理SIM→eSIMへの変更なども、すべて自宅でオンラインで完結しました。こういう新たに導入される手続は自分でやって慣れて使って時代に取り残されないようにしたいです。
資産運用
手動家計簿をやめた
実験的FIRE当初は、日々家計やりくり本当にできるか疑心暗鬼なところも無きにしあらずであったため、マネーフォワードでの管理の他、社会人時代にはやっていなかった、エクセルで日々の支出細目や現金支出をすべて記載して毎日管理していました。
しかし現役時代と支出傾向は全く変わらないことがわかったので、面倒で時間の無駄となる記録は2年半でやめて、元のマネーフォワードと、月末普通預金残高で大雑把な把握だけに戻しました。
環境変化
退職前も後も特段、手法的にも大きな変化なく退職前と同じことを淡々と趣味的に続けている状況に変化はありません。ただ、相場環境は大きく変わっています。
2022年9月末 | 2025年9月末 | 増減 | |
NYダウ | 28,725.21 | 46,316.07 | +61.2%↑ |
ドル円相場 | 1$=144.73円 | 1$=148.25円 | +2.4%↑ |
日経平均株価 | 25,937.21 | 45,046 | +73.7%↑ |
金相場(円/グラム) | 8,552円 | 20,268円 | +137%↑ |
こうしてみると、僅か3年にも関わらず価値変動は凄いです。3年前同額を銀行預金だけの人と株式や不動産などを保有していた人では、今現在3年後の可処分所得に著しい格差が発生していることになります。これらに日常生活物資のインフレが加わります。個人の資産運用だけみると、実験的FIRE中、年割換算でも現役時代の給与所得をはるかに超える含み益が持続していて、好調で何よりなのですが、社会全体では大丈夫なのかと心配するレベルです。
こうした状況が続くか否かはわかりませんが、固定化されるなら、社会全体の観点から金融所得課税の話は決して消えないでしょうし、1点賭けはご法度で、あらゆる事態を想定して分散しておく他ないです。
所感
3年も経つとすっかり学生時代のような普通の生活の状態で「FIRE」などある意味どうでも良くなりました。仕事も生活の一環で復職も選択肢の一つゆえ「実験的」としていますが、おそらく完全FIREでも全く問題なさそうです。
ブログ主にとっては、やはり、資産運用や家計管理、就業の有無、人間関係諸々、自分のことは自分で決定でき実行できる状態というのは、何とも性に合って心地よく、今こういう状態で生活させてもらえているのは、感謝でしかありません。
3年経過しましたが変わらず生活全般を楽しんでいきたいと思います。
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