[雑感]2026年は「当てに行く投資」から「生き残る投資」への発想転換も

雑談

マネックス証券のマネクリにブログ主が運用において最も重要と考えていることを明確に言語化されているようなとても共感できる記事がありましたので取り上げます。

記事概要

外部リンク:マネクリ 2026年は「当てに行く投資」から「生き残る投資」への発想転換も

先日、昨年度の振り返りをしていて、やはり空前絶後といっていいかもしれないぐらいここ数年好調の株式市場をみて何となくもやもや感もあった中、とても爽快感ある記事に出会えました。

長期的な成果を左右するのは、想定外の事態に資産全体が致命傷を負わない構造を作ること

出典:マネクリ 2026年は「当てに行く投資」から「生き残る投資」への発想転換も

もうこの一言に尽きます。株式市場が好調だともっと株式の保有比率を高めておけばよかったと前のめりに思考しがちになってしまいますが、あくまでも結果論であり、あらゆる事態を想定して分散する以上、全面勝ちはあり得ないことを心得ておく必要があります。

歴史は韻を踏むか否かはわかりませんが、本記事のように過去の出来事を繰り返し繰り返し振り返ることは頭を冷やすうえでは大変有効と思います。

そして、記事中で引用されているボブ・ファレルの10の投資ルール、初めて知りましたがまさにこの通りで、ブログ主が普段考えている運用における重要ポイントを明確に言語化されている点感動しました。

調べてみると、伝説的と言われるほど著名な元メリルリンチのストラテジストの方らしく、この投資ルールを策定したのは1998年とのこと。その後のドットコムバブルの崩壊やリーマン・ショックは、ルールをまさに具現化していたと言えます。凄い。

このルールの9番をみて思い起こしたのは毎年恒例のこちらの予想です。毎年どうなっているかはご存知のとおりですが今年は果たして・・・・・・・。

外部リンク:日経新聞オンライン(会員限定記事) 日経平均株価、経営者20人全員が「最高値更新」 2026年の見通し

気になった点

このようにとても共感できた良記事だった一方、気になる点も同時にありました。

2026年「は」ではない

2026年「は」発想転換ではなく、資産運用の原点であり、これは2026年「も」であるべしです。いつ何時も「当てに行く」ことは不可能です。最初から最後まで徹頭徹尾「生き残る投資」しかありません。

「一生に一度あるかないか」に過剰反応すべきではない

外部リンク:Bloomberg ダリオ氏、世界は「一生に一度」の経済・政治秩序の大崩壊に直面

本記事でも著名な投資家レイ・ダリオ氏の発言の引用という形で「一生に一度あるかないか」の事態へ警鐘を鳴らされています。

しかし、わずか18年前に「100年に一度」と言われたリーマン・ショックが起こっています。真面目に確率論で考えると、暴落はしばらくは来ないことになります。この種の危機を煽る言動は何でも乱発される傾向にあるので、過剰反応して、余計なことをすべきではないです。

大切なのは普段からの備え

まずは意識面です。大震災が発生した場合、自分だけ揺れから逃れることは不可能なように、株式市場が大暴落するような局面では、どのように分散したとしても、自分だけ首尾よく暴落を免れたり、利益を得たりすることは不可能です。株価が半減する事態が継続した場合、生活が破綻しないようにどのように資金手当するか予めイメージして心構えをしておく必要があります。

そして個人の資産運用での防災用品に相当するのは、やはりオルカンなどの全世界株式インデックス個人向け国債変動10のコンビだと思います。

前者は、投資する地域・企業・通貨が世界中に分散しており、これ以上ない最高の分散です。成長中の企業から、成熟した高配当企業までカバーし、さらに、仮想通貨や金に関連する企業から、REITまで含まれています。

後者の個人向け国債は、完全な自国通貨建て債券であり、長期金利にある程度追従し、さらに1年経過すれば、債券価格が下がりがちな金利上昇局面でも直近金利さえ放棄すれば、元本相当はいつでも中途換金可能という神的な設計の商品です。

これで備えは十分であり、「発想の転換」は必要ないのではないと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント