[雑感]推し活と投資を両立している人が34.5%——節約だけではない資金捻出の実態

雑談

奇抜なネット記事がありましたので読んでみました。案の定、ツッコミどころ満載でしたが、予想に反して興味深い発見もありました。

記事概要

外部リンク:FINANCIAL FIELD 推し活と投資を両立している人が34.5%——節約だけではない資金捻出の実態

推し活層と投資と何か特別な関係があるのかと読んでしまいましたが、結論は、何も関係なく、特定の層に向けたステマのような記事でした。

これ、記事は最近のものなのですが、リンクが有る元ネタを辿ってみると、今年のものではなく、松井証券さんが、2024年というNISA改定の年に実施した「推し活とお金に関する実態調査」というもので、結論の新NISAの口座開設先にありきの誰が読んでも明白な内容のものです。金融業界は、こんなマーケティングまでもしているんだと言うことだけが勉強になりました。

この内容、推し活層だけではなく、プロスポーツ観戦でも映画鑑賞でも、旅行でも趣味全般、言ってみれば人類全員にあてはまりますので、本当に推し活関係ない・・・・・・。

推し活費用の捻出方法として「投資」を挙げた人は全体の8.8%にとどまります。しかし、月3万円以上を推し活に費やしているヘビー層に絞ると、約3人に1人が投資を行っていることが分かりました。
つまり、推し活にかけるお金が多い人ほど、投資も積極的に行っている傾向があるのです。「推し活をたくさんするから、お金の運用もしっかり考える」という好循環が生まれていると読み解けます。

出典:FINANCIAL FIELD 推し活と投資を両立している人が34.5%——節約だけではない資金捻出の実態

のようなことが書かれていますが、因果関係が逆で、余裕資金があるから、趣味も投資も積極的に行えるに過ぎないだけで、好循環でも何もない・・・・・・・。

そもそも、NISA口座で本気で長期投資すると、今現在の趣味活動に使える金額は確実に減少するでしょうし。

当ブログも含まれるので主張できる立場ではないかもしれませんが、マスコミやネット上の有象無象の記事や主張は、誰が何の目的を持って取り上げ、分析し、結論を導いているのか冷静に考えて、鵜呑みにすることだけは回避しないといけないということに簡単に気付かされる反面教師的な記事だと思います。

一つだけ興味深い点

ツッコミどころ満載でしたが、一点だけ興味深いアンケート結果がありました。

推し活費用を投資で捻出している人の約半数が「推し活投資」を実践しており、「推しが広告で出ている企業の銘柄を購入」や「推しの所属事務所と資本関係のある企業へ投資」などの行動も見られました。

出典:FINANCIAL FIELD 推し活と投資を両立している人が34.5%——節約だけではない資金捻出の実態

推しが広告で出ている企業の銘柄を購入する発想は、ブログ主にとってとても斬新でした。これは趣味としてみれば、とても楽しそうで羨ましい。こんな楽しみ方もあるとは知らなかった。

ただ、純粋に投資としてみれば、個別株投資では、どうしても身近な自分の関心の輪に引っ張られてしまうという諸刃の剣な部分であり注意が必要かも。関心があるから他者より知識が深かったり斬新な視点を持ちえたりする強みがある一方で、他の分野に目がいかないから視野狭窄に陥りやすい弱みも抱えるからです。

それでも、趣味として、応援している企業の株式ではなく、応援している推しが広告に出ている企業の株を購入するという楽しみ方もあるというのはブログ主にとっては結構目から鱗でした。木村拓哉さんのファンの方が、牛丼食べに行くのではなく、吉野家HDの株買うというとかそういうことですよね。

こういう思いがけない発想との出会いは本当にいいものです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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