[雑感]早期退職による自由の落とし穴???

雑談

よくあるFIRE失敗例の記事を目にしましたが、どうにも納得できない点がありました。

記事概要

外部リンク:THE GOLD ONLINE 「会社員、辞めるんじゃなかった」…45歳で“億り人”になった会社員、家族の去った部屋のすみっこで“ぽつん”。早期退職・解放感に酔いしれた1年後の「まさかの現実」

FIREの失敗を揶揄する典型的な記事は、
A.自由を持て余し堕落する
B.生活費の見通しが甘く経済的に困窮する
C.社会との接点を喪失し孤独に耐えられなくなる

の3つのパターンに分類されると思います。本引用記事は、Aで、よくある創作かAI使用のネタ記事だと思います。

こうした記事が、定期的に発信され続け需要があるのは、他人の失敗や不幸を喜ぶことへ関心があることに他ならず、少々残念に思います。

相手を下げることで優越感を感じる心理は、対抗してAI(Gemimi)でまとめると以下のとおりです。こうした主張は、某野党の国会質問でもよくみられる既視感あるものです。

出典:Gemini 「相手を下げる優越感」

納得できない点

「自分が心底情けなくなりました。会社員だったからこそ、自分はまともな人間でいられたんです」
働かないことで確かに「自由」にはなれたのかもしれません。しかし、それと同時に自分自身をコントロールできなくなっていたのです。

出典:THE GOLD ONLINE 「会社員、辞めるんじゃなかった」…45歳で“億り人”になった会社員、家族の去った部屋のすみっこで“ぽつん”。早期退職・解放感に酔いしれた1年後の「まさかの現実」

引用記事で、もっとも納得できないのは、この部分です。共産主義的発想というか、あまりの他者依存で、主体性の完全放棄。創作でも登場人物にこんな発言をさせるのは、FIRE下げしたかったとしても、残念です。もっと大前提として自立した大人を登場させるべきではないかとかなり引っかかりました。”妻と娘、去る――自分を支えていた「会社員という檻」“という小見出しは冗談にしてはきつすぎます。

お話としても、早くから資産形成に取り組み、お小遣い500円で45歳にして1億円の資産を築いたという前提の人が、たかが会社員をやめただけで、会社員時代とは180度変わり、生活すら律することができなくなるとはあまり起こり得ない設定ではないでしょうか。

会社を離れるのはFIREのみならず定年退職、起業など様々あり、誰しもどこかのタイミングで経験するものゆえで、自己のコントロールと会社を離れることは全く関係ないです。

何か主張されるなら、非生産的な、他者を下げて自己肯定感を得るのではなく、堂々と自己の主張をする方が、遥かに生産的で社会にも貢献できると思います。

FIREの現実から

さらに、働くことに生きがいを感じる妻と中学生の子供の家庭という設定に乗っかって現実的な反論をしておくと、おそらく夫婦で分担されていたであろう家事を100%自分にシフトするだけで、相当な負荷がかかるのはある程度の年齢であれば誰しもわかるはず。

日々の家族分全員の掃除や洗濯から、成長期のお子さんの栄養バランスも考慮した食事の準備に後片付け。日々の買い出しから食材管理。場合によってはお弁当も。さらに、デリイリーではなくとも、お子さんが部活をしていれば遠征などのサポートや、PTA活動、塾などの送り迎え、町内会etc

手抜きせず家事を全部自分で行えば、「好きな時間に好きなことができる」ようなことはありません。

よって、日々の生活だけでも、堕落している暇などなく、記事のような家族構成で、心配がおこることはありえないのです。

加えて言えば、仮に暇ができても何かする必要はなく、個人が決めればいいことです。何もしないことも自由で他人にとやかく言われる筋合いはありません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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