[雑感]負けない投資の7原則。資産を守り抜く「分散投資」の正しいバランス

雑談

ZUU onlineの不動産投資の記事、この手の記事にしては、導入部分は極めて教科書的で驚きましたが、これを当て決めると、不動産ではなく全世界株式インデックス投信が思い浮かびました。

議事概要

外部リンク:ZUU online 負けない投資の7原則。資産を守り抜く「分散投資」の正しいバランス

ブログ主が共感できた点が2点あります。1つ目は、運用関連の記事・コラム・書籍などはとかく、一攫千金のギャンブル的な煽り記事が多いところ、本抜粋記事では、以下の通り、まず大前提として先に「資産形成」が必要なことをしっかりと述べられていることです。

繰り返しになりますが、投資は資産と収入があってこそ選択肢が広がり、効果的な分散投資が可能となります。原資という基盤がなければ、いくら良い商品でも継続して運用できないのです。
今、投資に回せる余剰資金がない人、「貯金はゼロだけど、投資で増やしたい」といった人は、残念ですが、まだ投資で資産を増やすフェーズではないと言えます。ビジネスであれば、多少リスクを取って借り入れをするなどの選択肢もあるでしょう。
しかし、個人の投資は生活費を削ってまで行うものではありません。投資よりも、まずは最低限の資産を構築し、安定収入を目指す、あるいは収支を見直しましょう。

出典:ZUU online 負けない投資の7原則。資産を守り抜く「分散投資」の正しいバランス

身も蓋もない事ですが、何よりも先に本業を頑張って、無駄遣いも抑制し、「原資」となる資産を築く必要があります。少ない資産を前提に投資で資産形成を狙うと、結局宝くじや競馬と似たようなギャンブルとなってしまい本末転倒な結果が待ち受けることと相成りません。

ニ点目は、国・通貨・資産クラス・時間・業種・投資手法・流動性という7つの視点を提示されている点です。

ブログ主は、記事の引用元の著作を読んではいないため、海外不動産投資がこの視点にどのように当てはめられ、結論を導いているのかわかりませんが、とかく一点集中が強調されやすい不動産投資でこのような視点を提示されているのは利用心的だなという印象を持ちました。

しかし、この視点にストレートに該当する不動産以外の投資先が思い浮かびますよね。

全世界株式インデックス投信+国債

いつものオルカンなどでお馴染みのこれです。これ一本で7つの視点は綺麗にクリアできるように思います。

そして、記事中で言及されている、老後資金や子どもの学費などの「投資の目的」との関係で、無リスク資産として、個人向け国債変動10と個人の置かれた状況に応じて保有比率を調整すれば、個人の資産運用は終わりと言ってもいいのではと常々感じています。

もちろん分散という観点からは、海外不動産もありかもしれません。しかし、個人が言語を乗り越えて、海外の民事に関する法制や相場水準を踏まえて売買するのは並大抵の努力では不可能では思います。日本の不動産登記に該当する制度はどんなものか、仮に契約が履行されない場合どのような裁判手続きが必要か。訴訟に関する弁護士制度は日本とどのような違いがあるか・・・・、どんなに勉強しても、一個人の知識量では対応不可能です。

このため、通常は、現地事情に詳しく日本語でアプローチ可能な代理人や不動産会社を介する事になりそうです。しかし、自分が理解していないことは是非を判断することが不可能なため、結局手数料や相場水準はブラックボックスのまま、言い値を信じるしか術がないというのはリスクが高すぎるとブログ主なら判断します。

MSCI ACWIには不動産も含まれる

さらに資産分散先として海外不動産に魅力を感じる場合でも、そもそもオルカンなどのベンチマークである世界株指数MSCI ACWIにはREITがもともと組み込まれています。

出典:MSCI ACWI FACTSHEET 2026.3.31

2026年3月末時点で比率は1.77%と大きくはありませんが、オルカンだけで大丈夫かと不動産が気になったときには、既に不動産へも分散投資をしているんだと、まず思い出して欲しい事実です。

あらゆる分野の最低限の知識は時間を惜しまず学習するとともに、己の知識・経験を決して過信せず、謙虚にそしてシンプルでありたいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント