中東地域における戦争で、目先の当事者の発言や事象に過敏に反応する不安定な相場が続いています。このような場合、インデックス投資のスタンスは明確ですが、感情面ではやはり難しいものがあります。
投資スタンスは疑問の余地なく明確
外部リンク:楽天トウシル 紛争や戦争で不安定な時代に、投資のあり方について投資家が考えるべきこと
短い記事ですが、考えさせられる記事です。
株式インデックス投資であれば、社会の変容はいずれ指数に反映され変化に追従できるので、目先の株価の乱高下は気にすることなく、従前同様に淡々と買い続け、保有分はホールドのまま何もしないのが長期的には、正解なのは論を待たない点です。目先大幅下落に遭遇すれば臨時で買い増しも視野に入れていいと思います。
ただ、ここで問題となるのが、記事でも触れられている通り、戦争という不幸な事象を利用して、利益を得ようとすることの是非です。多くの命が失われていることを奇貨にして自分が儲け話を考えることは許されるのでしょうか。
考えてみる
インデックス投資批判
よくある批判の一つに個別株投資と異なってインデックス投資は軍需産業なども指数に含まれ排除できず、間接的に戦争を支援しているのと同義という批判があります。
この点は、一理あると思いますが、軍事は人の命を奪う理不尽な攻撃に使われることもあれば、逆に不当な紛争を未然に防止して人の命を守る側面もあります。何事もそうですが、軍需産業=悪の側面ばかりではなく、誰かにとっての正義は、他の人にとっての悪となることは、日常茶飯事。綺麗は汚い・汚いは綺麗です。
仮に真に反社会的な企業が現れても、その行動は市場の目に常に晒されており、淘汰されます。国ベースで見ても、流石にアメリカはどうしようもありませんが、ロシアは各国の経済制裁により、指数から除外されるに至っています。真理は立場によって異なり、常に変化する以上、インデックス投資の清濁併せ呑む的なスタンスは、この意味である種合理性がありと言えるのではないでしょうか。
他人の不幸を儲けの手段とすることの是非
古くから、株式市場では、「遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り」という格言があるように、他人の不幸さえ儲け話にする投資家は、貪欲で人の心がないように言われることがあります。長期のインデックス投資でも、紛争等の不幸な事態での暴落で買増するのは、同じことではと心が揺れる場面もあるかもしれません。特に日本は、つい先日御赤飯騒動があったように、何かと不謹慎といい自粛を強いる社会でもあります。
この点については、株式市場は中立であり、売ろうが買おうが参加者の自由であると考えます。どこかで不幸があっても、社会生活そのものは継続する必要があり、暴落時にインデックス投資をすることは、リスクを取って広範な企業活動を資金面で支えることに他なりません。また、現金化したい人の受け皿として資金供給していることにもなります。売りたい人は現金化を選択しているだけです。
結局
インデックス投資そのものは、市場参加を通じて企業活動を支え、市場の持つ浄化作用のメカニズムにも寄与しています。誰かの不幸や誰かの幸せと無理にこじつけることは不要であり、中立的でいつ何時何をしようが個人の自由ではないかと思います。
国境を超えて各国民が、相互に株式を自由に保有すればするほど、他国への戦争行為が自国民の経済的損失につながりやすくなり、抑止的に働きやすくなる面もありますので、ネガティブ思考ではなく、ポジティブな面へ目を向けていくべきです。
私たちは世界ができるだけ平和であることを祈っています。平和のもと、経済の成長や発展が株価の上昇をもたらし、私たち投資家の資産価値も増大する世界へ復帰することを願ってやみません。
出典:楽天トウシル 紛争や戦争で不安定な時代に、投資のあり方について投資家が考えるべきこと
これ本当にそうです。戦争のみならず、日常生活含めて、理不尽に人の命が奪われない社会を築いていかねばなりません。

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