[雑感]実験的FIRE9ヶ月

雑談

早期退職して転職活動しつつ実験的な資産取り崩しを9ヶ月実施してみた感想を自身の備忘を兼ねて記録しておきます。人生観は、十人十色であり、できることをしていけばいいのですが、何かの参考になればと思っています。

日常生活

先日記事にしましたが、失業保険の手続きのため、頻度の高いハローワークへの出頭が、今月終了したことで、緊張感がとけたというか、ようやく一区切り付きました。

「毎日平穏で、何事も自分の意志で決定し、主体的に生活できることはこの上ない幸せと感じています」と6ヶ月目の感想に書いていましたが、次第に慣れてきて、非日常感は薄れてきました。でも、それはつまらないのではなく、とても安定していて、この生活はいいなと心の底から思っています。

転職活動も継続していますが、よほどやりたい仕事に出会わない限り、FIRE現状維持に傾いています。

人とのつながりは大丈夫か

外部リンク:BUSINESS INSIDER記事「たった2年で「FIRE卒業」をした男性が語る、早期退職で見失った3つのもの」

こちらは、アメリカ人執筆のFIRE関連記事です。詳細は記事を読んでいただきたいのですが、人とのつながり、仕事の充実感、現金がFIREには足りないというものです。

ブログ主の場合は、9ヶ月目の時点では、全くその感覚はないです。これから先長く続くとわかりませんが・・・。もともと人見知りの強いブログ主は、職場より一人のほうが遥かに心穏やかです。あまり好きではないカラオケや飲み会に参加する必要がなくなっただけでも満足度が高いですし、内外から理不尽な攻撃を受けたりすることもない方がうれしいです。

また、周囲に友人はほとんどいませんが、もともと全国各地に散らばっていて、コンタクトしたければいつでも可能であることは会社員時代とかわらないため全く困っていないです。

仕事についても、40代前半と異なり、40代後半から、仕事での成長が見いだせておらず充実感も低下の一途であったため、現時点でも50歳での早期退職は自分にとって最善との思いに全く変わりありません。

余談ですが、FIREはアメリカ発祥ですが、上記のアメリカ人の記事を読むと、国や文化の違いはあっても悩みどころは変わりません。国境がどんどんなくなっているのを強く感じます。

心配していること

外部リンク:「馴染みのラーメンばかり食べる」和田秀樹が警鐘を鳴らす40代から始まる前頭葉委縮の初期兆候

外部リンク:ラーメンは週5回食べる…62歳の医師・和田秀樹が「週3回はラーメン屋の新店を試す」をやめない理由

いずれも、PRESIDENT Onlineの記事です。ラーメン食べ歩きが大好きなブログ主は、医師に背中を押してもらいとてもありがたいのです。

でも心配は、ラーメンではなく、前頭葉の機能衰えの方です。あまりに平和であったり、生活がルーティン化すると、新しいことに挑戦する意欲が次第になくなっていくのではないか。ブログ主も40代後半から仕事で特にこれを感じていたので、他人事ではないです。

これまでは、実験的FIREという生活そのものが新しく新鮮でしたが、そらに、どんどん慣れてくると大丈夫か、ここは、今後注意していきたいと思います。

資産運用と取崩し

本記事作成時2023年6月中旬は、相場環境が良好です。また、この9ヶ月間、大きな下落も上昇もなかったため、総資産のブレ幅は上下4%ぐらいで、とくに肝を冷やす事態には、遭遇していません。早期退職後9ヶ月でおこなったのは、積立投資と日本株の取引を数回だけです。株式クラスの取崩しは10年先からの長期戦のため、FIRE中に大きな下落に遭遇したらどんな心境になるのかは未知数です。その時が来たら共有させていただきます。

取崩しについては、現在、ソニー銀行で、生活費の半年分を定期預金に分割して、1月と7月に定期預金から、普通預金に自動解約して生活管理しています。今月初めて、半年経過しましたが、ほぼ予定予算内で生活できており、安心しています。

過去の自分の記事を読み返すと、収入がない中での取崩しに不安が見て取れるのですが、実際にやってみて想定内で生活できることを経験すると、感覚的には、会社員として収入があった頃とほぼ変わらなくなりました。

以上、まとめると、9ヶ月ほどすると、仕事と収入がない生活にも、慣れてくるというものでした。最後までお読みいただきありがとうございました。

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