[雑感]「みんなで大家さん」はなぜ《危ない投資》に見えなかったのか…老後資金を入れた人が見落とした《安心材料の正体》

雑談

マネー現代に掲載されていた不動産投資関連の記事です。この種の話は枚挙にいとまがなく、またかとしか思いませんが、毎回本当に不思議に感じます。

記事概要

外部リンク:マネー現代 「みんなで大家さん」はなぜ《危ない投資》に見えなかったのか…老後資金を入れた人が見落とした《安心材料の正体》

記事の中では、「TVCM・行政の認可」「実現不可能な利回り」「解約制限」に言及されています。「みんなで大家さん」は返金訴訟や解約制限はされているようですが、破綻しているわけではなく無責任な分析は厳に慎むべきです。

しかし、一般論として、詐欺とまでいかずとも、不透明な仕組みを信頼して、利殖のつもりが逆に資金を失う例が巷に溢れています。汗水垂らして苦労して得た収入を何故あえて無用なリスクに晒すのか本当に不思議で理解に苦しむことが多いです。

他者への過剰な信頼

形式的な問題

まずもって、入口の形式的な段階で、相手の素性をほとんど理解しないまま、CMなどだけを理由に大切な資金を一時的に託することが、何故できるかブログ主には、とても不思議です。

世の中には絶対は存在せず、契約という名の約束を相手が忠実に履行してくれるか否かがすべてです。多くの人が関与するわけで、当初の約束通り事が進むとは限りません。不履行となった場合は、訴訟手続をとる他ありませんが、逃亡されたりして所在不明になれば入口の段階で躓きます。

さらに、時間やお金と労力をかけて勝訴判決を得られたとしても、相手に資金が残っていなければ意味がないわけで、資金を誰かに預けるにはそれなりの覚悟が必要と思うのですが・・・・・・。

世間一般では間違いなく信頼度が高いと言われる「銀行」ですら、破綻のリスクは常に存在し、1,000万円超の預金は保護されない可能性があるのです。

事実上の問題

仮に社員の忠誠心が格別高く、長く続く堅牢な組織があったとしても、抵抗しがたい不慮の事故の可能性も存在します。

日本経済の中枢である首都圏で大規模災害や紛争が起こってしまった場合各企業BCPは策定しているでしょうが、社員が仕事できない状態が続き、事実上業務ストップを余儀なくされることもあり得ます。

事業所が東京にしかないような、ネット証券や銀行で、ログインできなくなる=自分の資金にアプローチする手段を失う可能性も否定できません。いくらオンラインでも運用する人が動けなければ稼働はできません。

これ逆に平時であっても、運営側が意図的にアクセスをシャットダウンさせることは簡単にできるわけです。取引主体が信用に足るか否かは相当吟味する必要があり、安易に信頼することなど全く持ってご法度と思うのですが、いかがなものなのでしょうか。

おいしい話はない

There is no such thing as a free lunch(タダのランチはない)」「何かを代償なしに得ることはできない」もうこれに尽きると思います。

仮に不動産投資の利回りレベルに疎かったとしても、銀行預金金利ぐらいは把握しているはず。そうすれば、銀行預金と対比して7%の利回りを見ただけで、代償はどこにあるのかまずもって警戒すべきであり、投資には慎重になるはずなのですが・・・・・。

ワンルーム、牛、養殖、FX、などは言わずもがなですが、株式、インデックス投資ですら相応のリスクを負担しているわけで、表があれば必ず裏があります。おいしい話は存在しないのに、何故信頼しようとするのか本当にわかりません。

また、おいしい話があるのであれば、小口に分けてわざわざ赤の他人を儲けさせる理由もありません。赤の他人に儲け話をあげている点で既に警戒してしかるべきです。

外部リンク:Yahoo ニュース LINEヤフー、カカクコムに買収提案 1株3232円に買付価格を変更

外部リンク:日経新聞オンライン 焼き肉無煙ロースターのシンポが上場廃止へ 創業家がMBO

こちら、ブログ主が保有していた株式ですが、真に価値があると判断されれば、このように、MBOやTOBで株式の上場を廃止して利益を丸ごと取りに行く方が自然です。

虻蜂取らず、二兎を追う者は一兎をも得ず、花も折らず実も取らず、貪欲は必ず身を食うなどなど昔から言い伝えられている言葉は重いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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