[雑感]感想:新NISA「つみたて投資枠」で“億万長者”は夢物語ではない 「コスパ」「リスパ」「タイパ」を最大化できるインデックスファンドへの長期投資

雑談

YAHOO!ニュース掲載記事です。元掲載は「マネーポストWEB」さんです。特に目新しい内容はなく、耳にタコができるインデックス投資の記事ですが、重要な点があります。

筆者は、橘玲氏

外部リンク:YAHOO! News 新NISA「つみたて投資枠」で“億万長者”は夢物語ではない 「コスパ」「リスパ」「タイパ」を最大化できるインデックスファンドへの長期投資

本業は作家で幅広い著作のある橘玲氏が著者である点です。橘玲氏といえば、ずっと以前からインデックス投資を最適解と紹介されている古参で、10数年にわたってブレのない主張をされています。

【2024年10月20追記】2024年10月、 20年ぶりに「新・臆病者のための株入門」として改訂版が出版されています。

記事冒頭で紹介されているのが、こちらの新書です。初版はなんと、2006年。PLAYSATION3が発売された年です。 HD DVDとBlu-ray Discが次世代記録媒体の規格争いをしていたりした時代です。日本企業が世界的な影響力をもちえた最後の時代でしょうか。

携帯電話・スマホの世界では、nokiaがシェア過半数を占めていました。iPhoneが発売されたのは、2007年です。2006年の時点で、数年後にAPPLEやandoroidに市場シェアを完全に奪われることを予知できた人はいなかったと思います。2024年のAPPLEを展望して、2006年にAPPLE株を買える人はいないでしょう。

出典:携帯電話の世界シェア推移 -興味深いニュース記事-

そのnokiaは、通信インフラ系会社として、今も存続しています。

出典:GoogleFinance

10数年で世界は様変わりしています。当時も似たような技術は目前に存在ましたが、今のように、オンライン環境が当たり前になり、携帯電話・スマホがこれだけ生活に浸透するとは当時のブログ主には予想不可能でした。今話題のNvidiaは当時も存在し、ブログ主も自作PCでGeforceシリーズをグラボで使っていました。今も使っています。しかし、株式を購入する発想には全く持って至らなかったです。そもそも仮想通貨のマイニングやAIにGPUが活用されることは予想だにしなかったです。

AI(人口知能)にしても、昔から映画のタイトルになるほど身近なものであり、今突如として出現したものではありません。普及スピードは全く持って予想不可能です。

2001年の映画です。

10数年の重みとインデックス投資

10数年の時を経て、インデックス投資について一貫した主張をされている著者の記事と、リンク先YAHOO!ニュースのコメント欄の近視眼的なコメントの軽重は比べるまでもありません。

投資における「長期」はなかなかイメージし難く、Nvidiaが隣の青い芝にみえたり、暴落に直面し過剰に反応してしまうことは日常茶飯事かもしれません。

そうしたなかで、わずか10数年の社会の変化に想いを寄せ、インデックス投資が変化を乗り越えて存続し続けていること、そしてぶれない情報発信をされている橘玲氏のような存在を知ることは、長期インデックス投資家にとって大変心強いことだと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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