来週11月13日(月)からブログ主が利用している楽天証券で「つみたて予約」がはじまるにあたり、新NISAをどれだけ利用するか最終決定しました。結構重要だと思った注意点も含めて共有します。特に他社も含めクレカ積立は締切が早いので早めの対応が必要です。
新NISA積立予約サービス
外部リンク:楽天証券 11月13日(月)より、2024年1月分の新NISA対応の積立設定の受付を開始いたします!
楽天証券で11月13日(月)から、2024年1月~の新NISA枠での積立投資を設定できるサービスです。ネット証券各社で設定可能開始時期は異なり、本日時点でSBI証券は11月18日(土)~、マネックス証券は、12月18日(月)~、auカブコム証券は、11月27日(月)~となっていました。切りよく2024年1月から利用されたい方は、ご注意ください。
ブログ主の新NISA活用方針
つみたて枠と成長投資枠の利用方法
年間限度額が小さい、つみたて投資枠(最大600万円)を10万/月楽天カードと楽天キャッシュで設定することとしました。これは、もともと、実験的FIRE前に、カードポイント還元を目的に、60歳になるまで、5万/月 つみたてNISAを10年間継続する予定であったものを、5年前倒しで終了させることにしたものです。5年間これで、500円/月の還元が得られます。
成長投資枠(最大1200万円)は、悩んだ末30%ぐらいの暴落があれば、一括スポット投資するかもしれませんが、平時は、積極的には利用しないことにしました。ブログ主の場合、実験的FIRE中で、現在労働収入がなく、原資は、ここ4年再投資をしなかった分配金・配当金と、これからの分配金・配当金だけとなります。埋めようと思えばできそうな感じですが、既に50歳超で、かつ、これらは生活費の予備であるため、いくら無制限の非課税枠とはいえ、生活費に近いものをリスクに晒すのは危険との考えに至り自制しました。もっと若ければ絶対埋めに行ってました。また、現状、投資信託ではなく、個別株やETFでわざわざ税金を払って目先の現金を得ているのに、また株式クラスに戻すのも意味がないかなとの思いもあり。
ということで、成長投資枠は年間投資枠も240万円と大きくまとめて追加投資しやすいこともあり個人的な自由枠として当面残します。
積立商品は、eMAXIS Slim全世界
積立商品も、eMAXIS Slim全世界か、楽天が先日新規設定した楽天オールカントリーか悩みました。
設定開始直前の11月8日に、楽天オールカントリーは、12月1日より、信託報酬を0.0561%まで下げると公式発表しました。現時点で信託報酬は、全世界株式クラス最安でしょう。
このタイミングで発表しても、手続きの時間からして他社から顧客は奪えません。他社への流出然り。そうすると、既存顧客を新NISAのつみたて設定を楽天オールカントリーへ誘導するためでしょうか。もしくは、将来への布石か、いかなる戦略か気になってしまいます。
投信ポイントでは、楽天オールカントリーの還元率は0.0175%なので、つみたて枠が埋まるであろう5年後になって、600万✗0.0175%で年間1,050円ぐらい。小さくはない額ですが、楽天オールカントリーの総コスト、ベンチマーク乖離率は、未定であることに対して、eMAXIS Slim全世界は、既に運用実績がある総資産1兆円超のファンドです。
考えた結果、信託報酬も還元ポイントも、誤差の範囲であると判断し、実績と安定のeMAXIS Slim全世界を選択します。記事が事実だとしても、eMAXIS Slimなら追従してくれる期待もありますし。それにしても、競争としてやり過ぎの感がしないでもない激戦です。11月9日には、みずほ証券が楽天証券へ追加出資し、出資比率は50%強になりました。新NISAの長期利用期間中ネット証券のさらなる合従連衡は、想定しておく必要がありますね。
無理しすぎて消費者にとって結局将来的に改悪が続くようなことにならないことを祈るしかないです。
新NISA設定の注意点(重要)
ホームページを確認して、11月13日に向けて予習した際にこれは重要で気をつけたほうがいいと思った注意点を共有します。
何もしないと自動で引き継がれるから安心ではない
これは注意する必要ありです。各社の説明を読むと、何もしない場合、「つみたてNISAの積立設定はNISAつみたて投資枠へ、一般NISAの積立設定はNISA成長投資枠に引き継がれます」とあります。
積立額変更しないからそのままで大丈夫とはいえず、特に一般NISAで積立てている方は、成長投資枠が無駄に使われてしまう可能性があるため、確認は必須です。
また、ブログ主もそうですが、つみたてNISA+特定口座でつみたてている場合も、新NISAつみたて投資枠に一本化が必要であり、設定変更は必須です。
クレカ積立は設定締切が早い
1月から切りよく開始するためには、楽天キャッシュ・カードの場合、12月12日(火)が締め切りです。SBI証券で三井住友カードの場合、12月10日(日)、auカブコム証券でauPAYカードの場合、12月7日(木)と早いです(ブログ主が各社HPで確認)。
マネックスはそもそも設定開始が、2023年12月18日(月)と遅いのでカード積立がどうなるかHP上では確認できませんでした。利用しているカード・証券会社の締切日は、注意が必要です。
特定口座のつみたて併用の場合の扱い
現在、つみたてNISA+特定口座でつみたてている場合、特定口座分のつみたて分の扱いに注意する必要があります。楽天証券で、積立予約サービスを利用した場合、
とありますので、積立予約サービスで設定さえすれば、特定口座での積立は自動的に解除されるようです。ここも各社扱いが違うはずなので、利用している証券会社の扱いを確認しておく必要があります。そうしないと意図せず、特定口座の積立が終了してしまったり、逆にNISA枠に加えて、特定口座の積立が残ってしまい、投資額が過剰になってしまう危険があります。
枠の拡大と期間無制限で、活用の幅が拡大した分、移行期に注意する点は多そうです。各自の投資方針や環境に合わせて、早めに移行方法には目を通して、もれなく気持ちよく2024年1月を迎えましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
関連記事(わずか2ヶ月前の記事ですが、既に環境は一部変わっています。なんと動きが早いこと)
コメント
早めに移行方法には目を通さないといけないんですね。ありがとうございました。
コメントありがとうございます!