[雑感]仙台城跡下のフリーメイソンと資産運用の共通点は

雑談

仙台城跡地にフリーメイソンの碑が残されていることを知り、現地に見に行ってきました。資産運用とも無理やり関連付けてみます。

フリーメイソンとは

オカルトや陰謀論好きの方なら一度は耳にしたことがあると思います。欧州の石工組合に端を発っし、16世紀頃から存在する友愛組合または秘密結社で、世界を裏で牛耳っていると言われることもあります。

単なるロータリークラブのような団体かはたまた本当に世界政治に陰ながら影響を及ぼす団体か、実態はブログ主は知り得ません。

アメリカの1ドル札の裏に書かれたピラミッドの上の目は、フリーメイソンの象徴「万物を見通す目(摂理の眼)」であり、アメリカはフリーメイソンに支配されている証拠とする説さえあります。

ただ、1ドル札は1935年にデザインされたものらしく、公式には、以下のように説明されています。ちょっと無理があるような気がしますが、興味はそそられます。

1ドル札の裏面のシンポルは何を意味していますか。目とピラミッドについて教えてください。

1ドル札の裏面の目とピラミッドは米国の国璽にあるものです。国璽は1935年に連邦準備制度債の1ドル札に使用されました。
1776年の第1回大陸会議で決定して以来、1782年に正式に採用されるまで国璽を創る作業は多くの人々と委員会の手に委ねられてきました。現在米国国務省が璽の管理をしています。

国璽にあるピラミッドは強さと永続性を象徴していると言われています。ピラミッドが未完成なのは、米国は常に成長し、改良し、築き上げていことを意味しています。加えて、ピラミッドの上にある「あたりを見回している目」(All-Seeing Eye)は米国の大義を支える神の導きを示しています。”Annuit Coeptis”と書かれた碑文は「神はわれわれの取り組みを指示し給う」と訳すことができ、建国当時に示された「神の摂理」の例に言及しています。加えて「時代の新しい秩序」(NOVUS ORDO SECLORUM) という碑文は 1776年の新しいアメリカ時代の始まりを象徴しています。

出典:AmericancenterJapan FAQ https://americancenterjapan.com/aboutusa/faq/2243/

これですね。真相は如何に??

仙台城跡下のフリーメイソンの碑

画面奥は仙台城の大手門があった辺り。その手前で道路は右にも分岐しています。この分岐点に存在します。

この分岐点です。車に注意しながら分離帯へ進むと・・・・

仙台藩は、1600年代初頭に藩主伊達政宗が、支倉常長をメキシコ、スペイン、ローマに派遣して海外との貿易樹立を試みていました。その仙台藩の居城の正面に定規とコンパスとGの文字で構成されるフリーメイソンのシンボルが残っているとはなんとも想像を含ませてくれます。

ただ見た目はそんなに古そうではないです。調べてみても資料がなく、おそらく第二次世界大戦後の占領下の際に米軍の「フリーメイソン」の「仙台ロッジ」があり、その礎ではないかと言われています。

市道そばなのに撤去されていないのは謎に思われるかもしれませんが、持ち主不明で撤去できなかったという記述もネットで確認できました。

もしそうだとしても、町中に謎の石碑があり、わずか数十年前のものだとしても正体が不明というのは、歴史とは何か考えさせられます。

観光地のど真ん中にありますので、もし機会があれば車にはくれぐれもご注意の上、みてみてください。グーグルマップでも表示されます。

最後の最後に冒頭の資産運用との関係。この種の話には、きちんとした理由があるのにもっともらしいストーリーが出来上がってしまうことが共通点なのです。関連記事で触れた、青森に現存する「キリストの墓」しかり、「伊勢神宮のユダヤ六芒星が刻印された灯篭」などもそうです。

外部リンク:HEXさんブログ ユダヤと伊勢神宮 ★ガセ情報にご注意★

資産運用をしていると、このような一見もっともらしいけど事実ではない言説に遭遇することが少なからずあること、これだけは本当に注意しなければなりません。

最後までおつきあいいただきありがとうございました。

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