先日、地元の歴史民俗資料館のボランティア講習会に参加して来ました。定年退職後ボランティアという選択肢は、予想外にハードルが高く感じました。
当初の目論見
ブログ主の場合、早期退職後は、当面、FIREの実験をおこないつつ、三本柱として、転職活動とブログの作成、ボランティアを新たに試行しようと計画していました。
中でも、ボランティアは、比較的自由度が高いことと、対価を得ず社会貢献できるということで実験的FIREにも親和性が高いのではと、大きな興味を持っていました。民俗資料館のボランティアのため、地域の歴史を深く知る機会にもなり一石二鳥と考え、新年度の募集に応募した次第です。
講習会の感想
講習はこれから2ヶ月に一回のペースで続くのですが、ブログ主がボランティアは難しそうと感じた点は、
1.高度なコミュニケーションが必要
ブログ主は、極度の人見知りで、コミュニケーションが苦手です。ところがこのボランティアでは、ボランティア会が存在しており人間関係を作らないと参加が難しそうに感じました。ボランティアってもっと無記名的なイメージを持っていましたが、全然違いました。
初回講習の自己紹介すら負担に感じました・・・・・・。1日でぐったりで、よく何十年もサラリーマンやっていたなと自分ごとながら感心しました。
平穏な実験的FIRE生活をしているとコミュニケーション能力は低下するのかも。ちよっとここは危機感を抱きました。
2.自発性が求められる
内容によりけりですが、今回応募したボランティアは体験学習の補助や展示解説をおこなうものです。人に教えるわけですから、相応の歴史知識や教える経験が必要です。それを講習の合間に自分から経験し学習を重ねるのは予想外に重たい印象を受けました。
3.参加者のレベルが高い
ボランティアってゆったりとした印象しかなかったのですが、既に参加されている方は、地域史を自分で趣味で研究してレポートをまとめたり、地域の公民館で講座をもっていたりとセミプロのような方がたくさんいらっしゃいました。資料館の職員の方は当然ですが大学で専門的に学んだ方に見受けられましたし、参加者の中には退職後に通訳案内士の資格を取り地域を海外へ発信したいと高い志の方もいらっしゃり驚きました。
こうしたレベルの方に混じって貢献できるのか正直心配しています。気楽に考えすぎていました。
まとめ
ボランティアと言っても千差万別で一事を持ってすべてを語ろうとは思いませんが、けして気楽なものばかりではなく、スキルと経験、知識が求められるものも数多く存在します。
それはそうですよね。有償であれ無償であれ、社会のニーズに答えられるだけの能力がないと活躍の場は認められません。
退職したらのんびりとボランティアでもという考えは甘かったと痛感しています。退職後にボランティアを漠然と考えている方はご注意ください。ブログ主は方針転換してリソースをもっと割くこととします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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