会社員が期中で退職し、退職前に年末調整を行っていない場合は、自分で確定申告をおこなう必要があります。ブログ主は会社員時代確定申告の経験がなく、特に共有できるノウハウを持ち合わせていないため、ここは、有益だったリンクを貼るにとどめます。
確定申告
難易度 ★★★★★ 難しい
必要なもの
源泉徴収票、各種控除証明(ideco,生命保険,健康保険,国民健康保険,国民年金,ふるさと納税、医療費等)
(投資している場合)年間取引報告書
PC、マイナンバーカードが読めるスマートフォン または PCに接続するマイナンバーカードが読めるICリーダー
[e-Tax]国税電子申告・納税システム
e-Taxを利用すれば、スマホかPCから申告できます。各種証明書類も郵送は不要で電子申請で完結しました。予想していたよりはハードルは高くなかったものの、ブログ主は、会社員時代確定申告の経験がなかったため大変苦労しました。スマホで完結しますが、細かい数字入力が必要な場合があり、老眼持ちの中高年には厳しいです。PCで作業することを強く推奨します。
マイナポータル連携や 年間取引報告書のxmlファイルが提供されていれば、ファイルを取り込むことで慣れない入力作業を回避でき、正確な申告が可能となっています。ブログ主が利用している楽天証券でもR5年分より、xmlファイルで年間取引報告書が提供されていました。
判断事項
資産運用をしている方は、各自の状況に応じて配当や譲渡所得について、総合課税か申告分離課税を選択する必要があります。外国株投資を行っていれば、外国税額控除を申請する必要があります。退職した年は、確定申告したほうが有利になるケーズが多いはずですが、しばらく無職、無収入が続く場合、翌年以降、確定申告による所得税還付と、社会保険や各種手当、扶養のコスト増を比較衡量して、(特定口座の場合)申告不要制度を利用して、確定申告しないか選択する必要が出てきます。
R6年確定申告より税制改正により、所得税と住民税の申告方法を別々にできなくなるため、R5年以前と有利不利を判断する前提が異なります。R4以前の解説を参考にする場合はくれぐれねご注意ください。次項で紹介する動画も所得税は申告するが住民税は申告不要制度を選択していますが、R6年以降は本方式での申告はできません。
参考動画
沖縄在住の投資YouTuberの方の実演動画のリンクを紹介します。R6年以降住民税の申告の箇所は紹介されている方式ができなくなる点は注意する必要がありますが、全体の流れは、実際の画面で丁寧に紹介されており、初めての方が操作概要を理解するには有用と思います。
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