働く女性向けと謳っているメディアにNISA,iDeCoに関する良記事が掲載されていました。
シンプルな良記事
外部リンク:oggi.jp 「NISA貧乏」騒動の背景と実情を知る!働く私たちは何に、どう投資すべき?
ブログ主のようなおっさんには全く縁のない女性誌の投資初心者向けにしては、シンプルながらもこれに尽きるといえるいい記事です。
投資、趣味、投機、詐欺とズバッと明記されていて、何をすべきか、実行した際の見込まれる効果、制度の趣旨などこれ以上不可能といいうるほど平易にまとめられている編集方の実力が伺い知れます。
最近は、政府による為替介入による為替レート急変や、半導体関連株の急騰と乱高下など落ち着かない相場環境下にありますが、こんなときこそ原点回帰の意味を込めて、目を通して欲しいと思います。
反NISA
外部リンク:YAHOO!ニュース 「いつの間にか富裕層」急増の裏にある歪み——「アンダークラス」を安全弁にする社会の末路
一方、前掲の記事とは間逆なのがこちらの記事。
「所得の分断」に拍車をかけているのが、政府が進める「貯蓄から投資へ」の国策と言えよう。新NISAやiDeCoといった資産形成の優遇制度の恩恵を享受できるのは、大企業の正社員など一部の層に限られている。日々の生活で手一杯のアンダークラスにとって、投資に回す原資もなければ、高額な節税メリットもない。つまるところ、国は「アンダークラス」を使い捨てできる安全弁として容認し、投資の波に乗れる強者だけを優遇する。これは「世代を超えてアンダークラスが再生産される構造」であり、残念だがこれを打破する動きは今の政府にはない。
出典:YAHOO!ニュース 「いつの間にか富裕層」急増の裏にある歪み——「アンダークラス」を安全弁にする社会の末路
新NISAやiDeCoは、所得格差に拍車をかけているとの主張です。個人的に最近気になるのは、何かと「分断」を主張して、何か事を進めようとする動きを否定的に批判する傾向です。先日の皇室典範改正や副首都関連法案の時もそう。
自由主義社会で、全員の意見が一致することはまずあり得ず、むしろ一致しないほうが多様性が確保されているという点で健全です。選挙で民意は示されている以上、議論は尽くしたうえで施策はどんどん進めるべき。批判ばかりで何もしないことこそ社会の停滞の元凶となりかねません。
こちらのNISAの主張もまさにこれです。国は、「強者だけを優遇」とレッテル貼りしていますが、MISAもiDeCoも、全国民に開かれています。しかも、わずか100円や1,000円から投資可能です。今貯金ができなくて厳しくとも、家計を見直せば、誰しも利用可能な制度といえます。
何故、いい制度があるから、少しでも利用できるよう工夫しようという方向に向かないのか。出る釘は打たれる(打つ)、後ろ向き的な発想こそが、固定化される身分格差の元凶となりうるのではないかと危惧しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。

コメント