半導体関連株式を中心に値動きが大きい昨今、保有米国個別株全体ではベンチマーク対比どうなっているか久しぶりに確認してみます。
個別株VSインデックス投資
昨年度、早期退職後の2022年10月から比較してみましたが、今回は、米国個別株を購入した2016年の翌年2017年から現在までの約10年の期間で配当・分配は再投資したドルベース名目にて比較してみます。

今回も前回同様に、
■保有米国個別株式12社
■MACI ACWI(オルカンなどと同様の指数をベンチマークとする米国ETF)
■保有スマートベータ型インデックス投信(高配当SPYD66.6%、連続増配VIG33.4%)
■SPY(S&P500 ETF)
をportfolio visualizerを利用して、比較します。
現保有米国個別株一覧

先日、SPGIが分社・スピンオフし、 MBGL / モビリティ・グローバルという株式が新たに割り当てられたのですが、比率は小さいので省略しています。余談になりますが、楽天証券だと、特定口座で運用していたものが、コーポレートアクションにより両方とも強制的に一般口座へ払い出しされました。これにより税務関係が面倒なことになり、正直困ってます。
比較結果

ここ3年ぐらいS&P500に大きく負けていた保有米国個別株がほぼ同等まで追いついてきてました。これは素直にうれしいです。ただ、追いついただけで、かつ結局数年単位で、指数のブレ幅を大きくしているだけなので、S&P500連動投信ではなく個別株を保有する意味は全く見出だせません。
米国個別株ではなく、素直にS&P500連動の投信、ETFを保有する方が成果においても手間暇においても、明らかに優秀です。
少なくともここ10年は長期で見れば、目先の急騰・急落を乗り越えて着実な成果を生み出しており、それほど長くない期間でも長期投資の意義を体現してくれています。
また、他は、目新しい変化はなく、全世界株式は、S&P500には劣るものの、堅実な成長。高配当株式ETFは分配金を再投資しても、トータルリターンでは、時価加重平均型のインデックス投信には及ばないといういつもながらの傾向のままです。
比較結果
簡単に2倍になったり半値まで下がったりと、ここ数ヶ月の半導体関連株式の急騰急落は見ていて、凄まじい感じがします。

つい一ヶ月前急騰していた銘柄群は、本記事作成時点では、ナイアガラフォールの最中です。
個別株は、無論、セクター単位で見ても、この上下動に個人が適切に対応することは、相当厳しいと言わざるを得ません。インデックス投信より報われるか否かは神のみぞ知る世界です。
一方、幅広く分散された指数に連動する投資信託では、一時的に特定のセクターに資金が集中して、また他のセクターに分散されても、保有株式の時価による比率で調整されるので、個人で何かする必要はないです。
確率論になりますが、株式でリスクをとるなら、市場の短期的動きからは、距離を置き、主力は時価加重平均型のインデックス投信をできるだけ長く保有し続ける選択肢もやはりありと痛感します。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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