NAND型フラッシュメモリ製造のキオクシアが驚異的な株価上昇でアイコン的な注目を集めています。日経平均も7万円台到達と未踏の領域に踏み入れている今、ブログ主は最近、加熱しすぎではという感を抱いていて、備忘録として、関連個別保有株を俯瞰してみます。
日本株式
半導体銘柄は直接保有していませんが、AIデータセンター関連で間接的な、積層コンデンサ(村田製作所)、半導体製造部品関連(ピラー、NGK)などの保有株でさえ、直近異常な高騰を見せています。



米国株式
米国株式は、直接的な半導体メーカー以外に、光ファイバー(コーニング)やルーター、ネットワークインフラ銘柄(シスコ・アカマイ)を保有していますが、同じような値動きです。




株価高騰の主要因である当のAIはしっかり賢くなって成長しています。2000年のドットコムバブルと現在の市況を整理させると一瞬で比較表を生成します。

ただ、毎回、今回は違うと看做されがちですが、当時のインターネットも、現在のAIも、高揚感と変革への期待度、そして、株価の異常な急騰という点において、驚くほど酷似しています。
教訓
急騰銘柄は予想できない
ブログ主はインデックス主体で、個別株投資は趣味的な位置付けです。今回の半導体銘柄のように個別株の急騰に遭遇することもありますが、業種を満遍なく分散して保有しているがための偶然であり、事前に何かを予想して保有していたわけではありません。加えて、全体での比率は小さいため、楽しいですが、資産全体への影響は僅少です。
世の中の動きを先回りして集中投資して適切なタイミングで売買できれば、あっという間に富裕層ですが、それは不可能です。あたったとしても幸運だっただけで、逆の側面である暴落に遭遇すると悲劇が待っているだけです。
そもそも、SNSでもメディアでも、同僚の噂話でも、何かが注目されるのは結果が表出した後であり、そのタイミングは既に出遅れになることが大半です。

バブルの直撃は影響大
市場全体が不動産バブルに沸いた日経平均は、最高値更新に20数年を要しました。

ドットコム・バブル時に高騰したシスコシステムやコーニング、インテルといったオールドインターネット関連銘柄を見ると、同じくどの銘柄も総じてバブル時の高値更新にはニ十数年近く要していることが見て取れます。
定年退職者がこのような銘柄を掴むと生きている間の回復は無理です。
バブルへの対処
歴史的には、熱狂の渦中にいる限り加熱し過ぎを認識することは困難だと言われてきました。実際に崩壊を事前に的確に予想する術にはお目にかかったことはありません。事後的にバブルだったとわかるのみ。
逆も然りで、バブルだと認識して売却したら、本格的な株価上昇の序章に過ぎなかったということも日常茶飯事です。

日経平均が高値更新した後に、こんなに短期に7万円台に到達すると予想できたでしょうか。
米国に集中投資していればとか、半導体銘柄に集中投資していれば今頃は・・・・とか考えてしまいがちですが、あくまでも、事後的に見た結果論であり事前予想できない以上、絵に描いた餅に過ぎません。
このようなバブルが頭をよぎるほど特定の業種が急騰しているときこそ、特定業種の成長は享受したい一方、一生涯を含み益で終わる悲劇もできるだけ回避したいとなれば、やはり、予想して売買するのではなく、幅広く分散された全世界株式インデックスを保有し続ける選択肢が輝いてくるのではないかと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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