[雑感]副業の悲劇 FIREも注意

雑談

副業として不動産賃貸をおこなっていた会社員の方が、家賃滞納により明け渡しを余儀なくされた賃借人に逆恨みを買い刺殺されたニュースを読みました。大変痛ましいです。

事件の概要

外部リンク:47NEWSドアを開けたら、包丁を持った見知らぬ男 家賃滞納・退去拒否した借り主は最悪の手段を選んだ 「副業時代」の予期せぬ悲劇、どう防ぐ?

神奈川県茅ケ崎市で2022年12月、男性会社員(55)宅のインターホンが鳴った。会社員が玄関のドアを開けると、立っていたのはベージュの作業着姿で頭に白いタオルを巻いた男。ちょうど数日前から周辺で水道工事が続いていたから、その関係者に見えなくもない。男はいきなり、持っていた包丁で会社員を複数回刺した。男はすぐに逃走。血まみれになって倒れた会社員を見つけた妻が110番。病院に運ばれたが、死亡が確認された。
 2日後、千葉県の茂原署に出頭して殺人容疑で逮捕されたのは、職業不詳の51歳だった。被害者とは面識もないが、男が住んでいた大阪市の賃貸マンションは、殺害された会社員がオーナーだった。家賃を滞納し、退去を求められた末の「逆恨み」が動機とみられている。
 ただ、管理会社や保証会社ならともかく、どうやってオーナーの住所を知ったのか。男は神奈川県警の調べに対し、こう話したという。「契約書や裁判記録に載っていた」。
 働き方の変化や将来への不安、コロナ禍などから、会社員の副業が広がっている。不動産投資も代表例の一つだが、今回のような予期せぬ悲劇はどうすれば防げるのか。背景や対策を探った。

47NEWS

過去、無職だと賃貸契約が事実上できないことを記事にしましたが、このような記事を読むとオーナー側の事情もよくわかります。事前審査厳しくするのは当然です。

記事中では、個人で不動産投資する場合に法人の設立等回避策を提案していますが、ハードルは高そうです。オークションなどの副業では、利用する際に住所や名前を他人に開示する場合も少なくなく、ここまで想定すると厳しいものがあります。

副業の注意点 FIREも

「最近は『FIREした』『収益物件オーナーで活躍中』など、SNSで顔写真や家族の写真などを公開する人もいるが、犯罪に巻き込まれないためには避けるべきだ」

47NEWS

現代人は、SNSの普及以後、迷惑動画などで炎上した場合瞬く間に拡散され、名前のみならず、学校や勤務先が特定されネットでさらされることが日常的な世界で生活しています。

先日は、北関東地域で、組織的犯罪者が資産情報をどこからか入手。実行者を集めて個人宅に強盗に押し入ったニュースも記憶に新しいと思います。

当ブログでも投資やFIREを記事にしているため、他人事ではないと思いました。

コメント

  1. 週末山紀行 より:

    怖い話ですね。
    個人の特定は避けられないと思いますので、目を付けられないようにすることが肝と感じました。