インフレが定着した感もある昨今ですが、現状を確認しておきたいと思います。
BigMac指数
前回確認時から約1年経過しました。
もしかしたらとお久しぶり本家The Economist誌のサイトを確認しに行ったものの、やはり有料会員登録しないとコンテンツにはアプローチできないのは変わりありませんでした。AIの飛躍的普及とともに、ネット情報の扱いも変容していくのでしょうか。ということで数値のみ他サイト様より引用します。
BigMac指数(=各国・地域におけるビッグマックの平均価格を比較することで、為替レートや物価水準、購買力といった経済状況の比較や把握をしやすくするための指数)での円のドルの過小評価の割合は、未だに拡大傾向が続いています。
23年7月:-43.2% (1ドル=142.78円)
24年1月:-46.5% (1ドル=146.76円)
24年7月:-43.93% (1ドル=150.46円)
25年1月:-46.29% (1ドル=154.35円)
25年7月:-47.4% (1ドル=143.5円)
26年1月:-50.5% (1ドル=156.5円)
外部リンク:世界経済のネタ帳 世界のビッグマック価格ランキング
必ずしも通貨の強さを表すものではありませんが、アジアでは、ベトナムやフィリピンなど新興国と同水準で正直なぜこのような水準が継続するのか不安さえ感じるレベルです。
購買力平価(PPP)の推移

こちらも、1年前から変化はなく、各種物価指数と実勢相場の乖離の傾向が継続しています。アベノミクスとコロナ禍の時期が変化の起点となっていることは見て取れますが、何か法則性を見出すことはやはり困難です。
日経平均株価

低調な為替相場とは裏腹に、株価はここ1年堅調です。1年前は、1989年のバブル最高値38,915.87円を二十数年ぶりに更新して高揚感が残っていましたが、そこから僅か1年で約+40%、先日はなんと終値で6万円台に到達しています。
本記事作成時点では、未だに中東情勢の先行きは見通せず、石油関連製品の物流停滞も度々ニュースで取り上げられているにもかかわらずです。
株価があがっていて、今こそ「稲妻が輝く瞬間」に立ち会っいているとすれば素直にうれしいです。しかし、円の価値・購買力の低下に直面しているとすれば・・・・・・。こればかりは目先の変化だけでは判断しようがありません。ただここ数年の株価上昇はちょっと異常な状況としか理解できず、短期間で上昇し過ぎのような気がします。
七面鳥問題が脳裏をよぎります。現実的な対策としては、個人でできるのは資産の適度な分散しかないものの、大きな変化は突然やってくるかも知れず、何が起こっても、平常心を保てるようにあらゆる事態は想定しておく必要はあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。




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