[雑感]「投資というゲーム」で負けないために。投資をはじめる前に最低限知っておくべきこと3選

雑談

OneNewsにとても共感できる記事が掲載されていましたので共有します。

記事概要

外部リンク:OneNews 「投資というゲーム」で負けないために。投資をはじめる前に最低限知っておくべきこと3選

「投資本要約ユーチューバー」の方へのインタビュー記事です。取り上げられている3選は、コスト優待手数と、的を得ていてブログ主も全くもってその通りと思います。

コスト

いわずもがなです。資産運用や支出見直しの要諦です。

インデックス投資信託では、信託報酬が下がるところまで下がった感がありますが、日々発生するコストゆえ極力低く抑えたいところです。ブログ主が良心的と考える三菱UFJ投信のeMAXIS Slimですら、通称Fatと呼ばれる無印eMAXISと併売されているなど玉石混交の世界です。消費者が賢くなる必要があります。

さらに、NISAやiDeCoなど非課税制度の利用やクレカ積立てのポイント獲得などコストの観点からおこなうべきことはおこなわないと勿体ないです。

優待

「株主優待を目的としない」という点も賛成です。ブログ主も優待の魅力にはまっていますが、趣味の世界です。

30万円の株式で、毎年3,000円のお食事券がもらえるとすると、配当金に加えて1%相当の優待でまるまる無料で食事ができうれしいことこの上ないです。

ところが、株価がわすが10%下落するだけで、-3万円で、10年分のお食事券相当が一瞬で吹き飛びます。

現金で普通に購入する選択肢と比較するべきです。

手数

余計な売買をしない、本当にそのとおりです。相場を読むことは不可能ですし、売買の都度、手数料や税金のコストが発生します。

ブログ主の考えた3選

折角なので考えてみました。ブログ主なら、3点限定なら、投資を始める方へは、「投資は必須ではない」・「商品選択」・「下落に耐える」 をお伝えしたいです。

投資は必須ではない

インフレだから、年金が信頼できないから、現代社会では、株式投資(不動産)(金)は、必須という前のめりな記事を目にする機会が多いです。

しかし、インフレの程度は予見不可能ですし、労働収入はインフレに追従する可能性が高く、働いていることも立派なインフレへの対抗手段です(ブログ主は当てはまりませんが・・・・)。

投資には資産を増やす可能性と裏腹に資産を減らす可能性も内包しています。増えた場合と同じく減ってしまっても大丈夫か考えておく必要があります。

そもそも、「定期預金や普通預金では・・・・」と言われますが、増えないかわりに名目上減らない利点があります。バランスが大切です。

商品選択

競馬やパチンコ、宝くじを資産運用と捉える方は少ないと思われます。ただ、ここまで極端ではなくとも、ギャンブルに近い運用商品は世の中に溢れています。個人の資産運用の目的は、自分の資産を増やすことであり、業者に儲けてもらうことではありません。

これを間違えると、損失を被る確率を確実に高めてしまいます。

ブログ主は全世界型の株式インデックスファンドを中心に保有していますが、投資に絶対はないため、ざっくりと50%ぐらいの損失可能性を常に念頭に置いています。

下落に耐える

全世界型インデックス型の投資信託へ投資した場合でも、投資元本対比含み損の期間が10年以上続くこともありえます。含み損でも保有し続けられる商品を選び、下落に耐えることが必要です。

為替相場だけ見ても、ドル円レート:年初の130円前後が、150円と約15.4%上昇しているため、単純に1年前の為替相場に戻るだけで、-15%です。先の10年分の優待吹き飛びと同じようなことはインデックス投資でも普通に遭遇します。 

この点からも、投資は余裕資金でおこなうべきですし、不安があるならば、含み損のときに追加投資できるように、さらに、余裕を持たせておいてもいいと思います。

長期的には機会損失と言われるかもしれませんが、前述の通り、投資は必須ではありません。生活資金が枯渇して、下落時に換金を余儀なくされては元も子もありません。

余裕資金の絶対額やリスク許容度は、個人個人で完全にまちまちです。絶対的な回答はありません。生活が破綻しないよう精神的にも、金銭的にも自分のリスク許容度を慎重に確認しながら進めるべきです。

大谷選手は、「憧れるのをやめましょう」といいました。ブログ主はさらに、「比較することをやめましょう」と付け加えさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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