2025年も残り1ヶ月を切った年末ですが、ブログ主の主力資産である全世界株式インデックスは2025年1年間どのような推移を辿ったか、確認しておきます。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
ブログ主は実際には、積立投資に利用しているのみで、実際には、大半は、先進国・新興国別々に米国ETFとeMAXIS Slimシリーズで保有しています。しかし、全体像把握にはとても使い勝手が良く、値動きの推移確認には、こちらのファンドを利用させていただいています。

1年で見ると、±20%と結構動いています。振り返ると、4月頃は、年初来-20%も下落していたのですが、記憶ありますでしょうか?結構な下落幅なのですが、ブログ主はほぼ記憶がありません。そもそも、毎日確認しているのは、個別日本株式の値動きだけで、インデックス部分は全く見ていないのでそんなものかもしれません。
ブログを振り返って読んでみても、当時の気分は盛り上がりに欠けてそうでした。


eMAXIS Slim 全世界株式とベンチマークを同じくするドルベースの米国ETF ACWIと米ドル為替相場をほぼ同時期でみると、為替の影響は約4%ほどでした。円相場も、4月頃には1ドル145円を割った時期が2ヶ月ほどもありました。
しかし、直近の150円超の相場に慣れており、余り記憶に残っていません。慣れとは本当に怖いものです。
それよりも、着目すべきは、eMAXIS Slim 全世界株式の純資産額推移です。昨年末の4兆円規模からさらに倍増させ、9兆円目前です。わずか2年前には、1.7兆円規模で、投資でも画期的な伸びと認識されていたので、ここだけは急速に世の中が動いています。
5年スパンで見る

とても幸運な5年間です。1年では大きく値が動いていますが、わずか5年のスパンで見ても1年間の値動きはそれほど意味をなさないことがよく見て取れます。
長期投資の目安とされる15年のスパンで見ると、より1年間の価格変動に一喜一憂する意味はないことが毎度身にしみてよくわかります。いわんや1日や1ヶ月など気にするだけ無駄とわかります。
物価高・インフレと全世界株式
2025年も、物価高、インフレが声高に叫ばれ、7月の参議院選挙でも大きな争点の一つでした。これから先はわかりませんが、少なくともここ数年は、預金集中ではなくリスクを取って株式へ分散投資していれば、物価高、インフレは十分カバーできるリターンを得られていた人も少なくなかったと思われます。eMAXIS Slim 全世界株式の驚異的な資産残高増が物語っています。
今のところは、政策頼みではなく個人でもできる物価高、インフレ対応策は目前にあったわけであり、やはりこれからも何が起こるかは予想できないのでアンテナを張り続けることと、変化への対応できる柔軟性は持ち続けなければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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