3年間無収入で預貯金を取崩しながらやり過ごして、株価の変動も大きい現在、各保有資産割合はどうなっているか備忘を兼ねて確認してみました。
これまでは面倒
ブログ主の場合は、個別株式含めて株式資産全体で、だいたい全世界株式インデックスに等しい割合での保有を志向しています。
しかし、中身の商品は、NISAや確定拠出年金枠含めて4つの金融機関に、日米個別株、米国株式インデックス、全世界株式インデックス、先進国株式インデックス(除く日本と含む日本)、新興国株式インデックスを投資信託とETFでそれぞれ、複数商品でばらばらに保有するに至っているため、かなりカオスです。
個人的に把握しておきたい、円:米国株式:日本株式:先進国株式(除く米国日本):新興国株式の保有比率を出すためには、
1.4つの金融機関に順番にログインして、商品をカテゴリーに分類、書き出しひとつずつスプレッドシートに落とし込む
2.その時点での微妙に異なる各対象インデックスの構成国比率をネットで調べて、商品ごとに上記分類に分解し、時価を分割して足し込み再構成
3.円グラフで可視化
とすべて手作業で相当力技で年に何回もしたくない面倒な作業でした。IT系の知識があれば相当程度自動化も可能なのでしょうがブログ主には不可能です。
AIブラウザー賢い
先日の記事作成中ふと思いつき、これぐらいもう丸投げできるのではとcometに雑に投げてみた所、かなりの精度でやってくれました。汎用的なCopilotやGeminiではそれらしくアウトプットするものの精度はいまいちでしたので、相対的にcometなかなか優秀です。
商品名は不要で、(全世界、先進国、新興国、米国)インデックス投資信託、ETFと保有時価額を数字だけベタ打ちして、これらを保有している場合の円:米国株式:日本株式:先進国株式(除く米国日本):新興国株式の保有比率を算出して円グラフ化してと依頼するだけでした。
知識不要・追加料金不要でここまでここまでできるとは結構驚き。次項がアウトプット結果です。
現時点での保有比率
全体

通貨ベース割合

保有種別割合

保有比率そのものは、自然放置しているだけでリバランスはしませんが、3年前に実験的FIREスタート時から想定した割合と大きく変わっておらずだいたいこんな感じでいいかというアバウトなものです。また、気が向いたら確認してみよう思います。
それよりも、今回感心したのは、AIは、かなり雑な指示にも意図を汲み取ってくれるところ。例えば先進国株式の所、うっかり「除く米国」を忘れていたのに、自動でつけてくれたり、通貨では、通貨比率とお願いするだけで、他の指示はなくともAUDやGBPなど各国通貨を細かく羅列せず、大きな比重のEURのみピックアップするなど、細かい指示なしで、こちらが欲しいアウトプットを期待以上に行う本当に優秀なアシスタンスぶりを発揮することです。
くどいようですが、IT関係知識なし無料で瞬時にここまである程度の精度できてしまうのは、人間の仕事の価値というものは転換期にあるのだとしみじみ実感しました。
ただ、こんなに賢いcometですが、もっと簡単そうな、市内で一番安いキリンの一番搾り糖質0 350ml6本はどこで買えるかという問いには、かなり的を外した役に立たない情報しか返さないので、万能ではなさそう。でも、数年後はどうなるのでしょう・・・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
コメント