実験的FIRE3年目という何となく節目に感じ資産状況を記念に残したくなるこの頃、FIRE後は、個別株とインデックス投資どちらが調子いいか確認してみました。
個別株VSインデックス投資
早期退職した翌月2022年10月を起点とした場合、現在に至る約3年間でブログ主が保有する米国個別株と米国株式インデックスS&P500とオルカンなどがベンチマークとする全世界株式インデックスMSCI ACWI(ACWI ETFで代用)をportfolio visualizerを利用して、比較してみます。
日本の個別株も比較したかったのですが、記録を残しておらず、また米国株式のようなツールも使えないので断念です。また、ついでに、インデックス投信の中で保有しているスマートベータ型インデックス投信(高配当SPYD66.6%、連続増配VIG33.4%)も比較に加えます。
現保有米国個別株一覧

実際に購入したのは2016年頃でリバランスは一切行っていないため、実際の保有比率は相当ばらついており、実際の騰落とは一致しませんが、おおよその傾向把握ができればよしです。
比較結果
実際は配当金・分配金は再投資せず楽天マネーファンドで運用していますが、比較のため配当金・分配金再投資した結果です。ドルベースでの比較です。

結果は、S&P500>MSCI ACWI >>>>>>保有米国個別株>スマートベータ型インデックス投信・・・・・・。
素直に時価加重平均型の伝統的なインデックス投信を保有し続けるほうが明らかにパフォーマンスがいいです。GAFAMをはじめとするテック株が近年市場を牽引していますが、何もしなくてもインデックスの中で保有比率を上げられるインデックス投資の堅さが一目瞭然です。
たった10年度の期間でも好調な企業は入れ替わり、個人レベルで見通すのはやはり困難です。
個別株の投資手腕は冴えないですが、個別株は趣味の範囲として限定的に運用すべきとした判断だけは間違っていなかった・・・・・・・・。
それにしても、直近3年の株式のパフォーマンスは、インフレを勘案しても、やはり異常ではないかと思わせるレベルです。円ベースだと円安も加わってさらに異常にみえてきます。単純な確率論で考えても逆回転の調整は覚悟しておいたほうが良さそうです。
長期投資の有用性
外部リンク:ZUUonline 儲かる投資法を見定める2つの視点とは
資産4分法で20年積立投資すれば投資の果実は得られる可能性が高いという記事です。
10年、15年、20年という長期投資の有用性は、様々な検証記事を見ても揺るがないようです。
早期退職後はまだ3年ですが、株式運用開始してからは18年経過しました。一番最初に一括投資して半年ぐらいでリーマン・ショックに遭遇しましたが、20年間ぐらいの期間が見えてくると、インデックスのバイ・アンド・ホールドでは、多少の増減は全く気にならなくなりオートパイロット状態です。
直近の3年の爆上げやこれから何度も遭遇するであろう調整時期など、目先の増減に一喜一憂せず、後10年ぐらい先実際に取崩し始めるまで市場には居続けようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。




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