[国民年金]厚生年金からの切替手続き

支出見直

切替そのものはマイナポータルからオンラインで可能で簡単でした。クレジットカードでの前納は、紙で申請するしかなかったですが、郵送も可能でした。ただ、人見知りかつ手続き関係が苦手なブログ主が意を決して年金事務所に行った結果、知らなかった制度を教えていただき追加で手続きできました。

国民年金の切替

難易度 ☆☆☆☆☆ とても簡単

国民年金への切替方法

厚生年金加入者は、第2号被保険者ですが、退職時に無職であれば、第1号被保険者に自分で切り替える必要があります。ブログ主の私見ですが、年金関係は年金機構のホームページで網羅的に説明され、かつ申請書類もほぼすべてpdfファイルで掲載されているため、各種手続きの中でもっとも楽に完了しました。素晴らしいです。

マイナポータルから

スマホにマイナポータルのアプリを入れている方であれば、マイナポータルから年金関係の手続き申請ができ、ほぼ文字入力もなくとても簡単でした。ブログ主はこの方法で切り替えました。
唯一の留意点は、手続完了まで約1ヶ月要したことです。すぐ手続き完了すると思っていたので、完了まで少し心配しました。

郵送

年金機構のホームページからpdfを印刷して、最寄りの年金事務所に郵送も可能でした。書類も逆に心配になるぐらいとても簡素です。この場合、マイナンバーか年金基礎番号を記載します。

年金事務所・区市町村の窓口

窓口で手続きもできます。個人であれば、どこの年金事務所でも可能です。ホームページから事前予約も可能と至れり尽くせりです。

切替後のフロー

ブログ主の場合マイナポータルで手続き完了のお知らせを受け取ってほどなく年金機構より月々納付用、6ヶ月前納用の納付書が、退職翌月分から遡って郵送されてきました。ブログ主は後述のクレジットカード払いに切り替えるため、受領後すぐ年金事務所へ赴きました。ただ、これは郵送でもよかったと後で知りました。

付加保険料の納付

付加保険料の納付

年金事務所で教えていただくまでこの制度を知りませんでした。定額の国民保険料に毎月400円の保険料を追加で払うことによって、毎年の年金額に、200円✗納付月数 が上乗せされる制度です。年金受給開始から2年で元が取れるため、ブログ主はこの制度を追加で利用しました(申請書を郵送)。

ブログ主は、保険料を払わなければならない60歳まで10年ありますので、10年間計で48,000円支払うと、毎年24,000円 (月額2,000円)追加で受け取ることができます。

もちろん、将来年金制度がどうなるかはわかりませんし、インフレのリスクもあり、またそもそもこの制度は1号被保険者しか利用できませんので、再就職して再び2号被保険者になった場合短期で終了することは承知しておく必要はあります。しかし、ブログ主は、本制度はおすすめします。

保険料の前納とクレジットカード払い

国民年金保険料の「2年前納」制度

クレジットカード2年前納制度を利用することで、2年間で14,830円(年利回り約2%)の割引を受けることができます(R5年の場合)。さらに、公共料金にポイントがつくクレジットカードで支払いすれば、別途ポイントがいただけます。資産運用の観点からも、検討すべき制度です。

年金保険料は4月を起点に運用されているため、期中で前納の申請をした場合、3月末までは月払いでクレジットカードから引き落としされ、翌4月に前納分一括で引き落としされることとなります。

以下に2つ注意点を書いておきます。

1つ目の注意点として、クレジットカード払いの申請をしてから引き落としが開始されるまで2ヶ月ほど時間がかかりその間は、納付書で支払う必要がある点です。ブログ主はこのタイミングを見誤り、二重払いをしてしまいました。この場合も1ヶ月ほどしたらお知らせが届き、ちゃんと返金していただけます。

2つ目の注意点として、カード会社が指定代理納付者でない場合は、クレジットカードの有効期限が変更になったら届出が必要な点です。ブログ主はデビットカードを利用しているため、4年後に手続きする必要があり、ちょっと管理が大変です。利用される方はHPで事前確認をおすすめします。

最後に

年金制度は、過去の不祥事があり、将来の持続性もよく議論されていますが、オンライン手続き、HP、年金事務所での案内もとても親切スムーズでもっとも安心して手続きができました。将来の見込み受領もオンラインで確認できますし、ネット証券で取引しているのと全く遜色ないどころかそれ以上です。今回手続きしてみて本当に驚きました。

コメント