退職後は、以前の勤務先の健康保険へ任意継続で加入していました。早くも、2年の限度期間が終了しましたので、国民健康保険への切り替え手続きをしましたので手続きの備忘です。
手続きは拍子抜けするほど簡単
結論から申し上げると、むちゃくちゃ簡単でした。これなら、任意継続ではなく最初から国保切り替えでよかったかもと思いました。
具体的には、
1.任意継続期間満了1ヶ月前ぐらいに、健康保険組合から「資格証明通知書」が郵送で届く
2.満了日までに、役所の窓口(ブログ主の場合、市役所の保険年金課)で「国民健康保険・国民年金異動届」を記入して、1の「資格証明通知書」とともに提出。その場で本人確認(マイナンバーカードで可)。
3.しばらく待つと、利用開始日が先日付の健康保険証を即時発行してくれて終了。
となんとも簡単で、所要時間は、空いていた幸運もあったものの、わずか15分ほどでした。
届出の様式です。自治体により異なると思われますが、住所氏名電話番号、マイナンバーの記載のみです。さらに対応している自治体では、マイナポータルから電子申請での切り替えも可能となっています。
保険料納付書は、切替の翌月郵送されてきます。
ちなみに、こちらは任意継続で加入していた健保組合からの案内です。資格喪失後使うなということが強調されています。2年間100万円以上払っていたのに事務的でそっけないです。
マイナンバーカードとの紐付け
2024年12月で健康保険証は廃止予定です。廃止後は、役所側で保険者情報をデータ入力するだけで切替は完了するはずで、もっと手続きは簡単になりそうです。
実際、端境期の2024年9月の時点でも、保険証の台紙に「保険資格データは国民健康保険制度のデータベースに登録されておりマイナ保険証をご利用いただける状態となっています」と書かれていました。
ところが、・・・・・・・マイナポータルで実際に確認したところ、前日までは、加入していた社保の情報だったものが、利用開始日に資格情報が国保のものに更新されていませんでした。社保の資格喪失は反映されていましたので、このままでは使えないのか・・・・・・・。今は保険証があるので実害はないですが・・・・・・・。
調べてみると、自治体により異なりおおよそ数日は反映にタイムラグがある様子。反映までは病院から役所へ資格確認の電話可能と案内ある自治体もありました。
タイムラグがあったらまずいのではないでしょうか。保険証廃止後はシステム手当するのか??いつ反映するか毎日確認して確認出来次第アップします。
2024.10.3追記 ブログ主の場合以下の通りでした。
9月30日 切替え手続き・保険証発行(10/1~)
10月1日 マイナポータルでは旧保険資格喪失のみ反映、国保未反映
10月2日 マイナポータルに国保情報反映。ただし、障害で日中は確認できず・・・・・。
マイナポータルだけの不都合と思われますが、タイムラグとともにこういう事態も想定して、保険者情報は紙で控えておく必要がありそうです。
FIRE、早期退職の注意点
現行の国保料を決定する仕組みでは、特定口座で海外株式・ETFで運用している場合、確定申告で、外国税額控除を申告して配当金・分配金にかかる10%の外国所得税の還付を受けると、配当金・分配金が国保料算定に反映されてしまいます。
逆に確定申告せず特定口座の源泉徴収だけで済ましてしまうと、他に収入なければ各種控除が受けられなくなってしまいます。
他の収入の有無、家族構成や受けられる税額控除の大小で、どちらが有利か変わってきますので個人個人でよく考える必要があります。
確定申告する場合、同一証券口座内で投資信託を売却した売却益も国保料算定に反映されてしまうため、投資信託を定率や定額取崩しを計画している場合も無視できません。
オルカンかS&P500といった商品選択とともに、退職後の国保料も資産運用に大きく影響します。さらに、制度そのものも見直しの議論がなされており、理解を深めておく必要があります。
最後まで御覧いただきありがとうございました。
コメント
マイナポータルの件、人が管理してますし、サイバー攻撃の標的にもなるでしょうからアクセス集中や万が一時のセキュリティ設計が普及の肝になりそうですね。
コメントありがとうございます。マイナポータルならまだ待てますが、医療機関受診時となると大変なので堅牢なシステム構築に期待するしかないです。
課題はあっても、メリットのほうが大きいので、怯まずデジタル化は進めてほしいと思っております。