[雑感]トルコ化する日本株?「実質ゼロ成長」でも日経平均15万円が視野に入る”不都合な真実”

雑談

タイトルだけ読むと煽り記事のようにもみえますが、為替の現状を理解する一つの視点を提供する記事がありましたので取り上げます。

記事概要

外部リンク:東洋経済オンライン トルコ化する日本株?「実質ゼロ成長」でも日経平均15万円が視野に入る”不都合な真実”

最近疑問に思っていることの一つに、日本の株価の急速な上昇があります。大歓迎なのですが、日本のGDPが何倍になっているわけでもないのに、株価だけ突出してあがっています。昨今では、もともと為替の影響で上昇していた燃料価格が、戦争による入手困難という特殊事情まで加わっているにも関わらず、依然日経平均株価は、5万円台を維持しています。

昨年当ブログでも取り上げましたが、視点の一つに、株価が上がっているのではなく、円の価値が下落しているというものがあります。

今回取り上げた記事(著作の引用記事)もまさに円の価値が下落しているという全く同一の視点で解説されています。そしてブログ主が気になったのは、その著者です。リーマンショックの頃1ドル80円の時代から、現在の円安傾向を視野に入れられていたプロの佐々木融氏だということです。

実質的な成長がなくても通貨の価値が下落し、名目値が膨らむだけで株価も上昇します。2025年までの5年間でトルコの主要株価指数であるイスタンブール100指数は7.2倍以上になっています。これも通貨価値が大幅に下落したことが理由です。

トルコの事例にもサラッと触れられています。トルコもだから日本もというただの連想ゲーム的発想は非論理的で避けるべきですが、一事実としてこういう事例は承知しておいて損はなさそうです。

対策はあるか

将来の為替や株価予想は不可能であり、著者の分析も一つの可能性を示しているに過ぎません。しかしながら、現実的に名目上の株価は急上昇し、為替も円安傾向が続いています。わずか数年の現象に過剰反応する必要はないものの、このような主張が増えてきており、可能性として、円の通貨価値の下落が継続することは意識し続けておいたほうがよさそうです。

ただ、現実的対策としては、いつものおなじみのオルカンなどの全世界株式インデックスを一定程度保有していれば、預金などの円貨集中ではなく、株式それも円貨建てではなく外貨建で世界中に分散されているので、個人なら必要十分と思います。円貨でしか生活できない以上、それ以外やりようがないですし、強力でもあります。

加えて、NISA口座を利用すれば、将来の金融資産課税強化をも回避できる可能性が高まるので最強です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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