[運用全般]弱い日本の強い円とは

資産運用

来月以降、補助金の中止によるガソリン代の高騰の可能性が話題になっており、あわせて必ず触れられるのが昨今の円安事情です。為替については、予想不可能なものの、1つの思考の枠を提供してくれるタイトルの著作を紹介します。

最近の円安の記事

外部リンク:「どうせ円高に戻るはず」というのは時代遅れの発想である…夏枯れ相場に進むのは、昔は円高、いま円安 東洋経済オンライン

現役のバンカーの方が書かれた記事です。リンク先はヤフーニュースです。

電気代やガソリン代といった日々の生活に関わる物価の変動は、気になるところで、普通に生活していてもこのようなニュースを目にする機会が多いです。

先が読めないランダムな状況は不安をもたらすため、いろいろと原因を探りたくなってしまうのは人間の性です。資産運用していれば、為替も自己の資産に直接影響してくるため、現在起こっている原因や将来の予想をどうしても求めてしまいます。

ブログ主も素人なりに考えるのですが、為替に関しても株式同様に、予想不可を前提に全世界株式インデックスを保有していれば、企業のみならず通貨でも分散されるので、円安になっても円高になってもある程度は対応できるのではないかというゆるい運用をしています。

そんな中でも、過去出会って、とても参考になった著作があり、今の時代にも有用なため紹介する次第です。

弱い日本の強い円 佐々木融 日経プレミアシリーズ

こちらの著作です。

現役のバンカーの方の著作です。今回紹介する理由は、出版されたのが2011年と10年以上前ということです。現在の視点でタイトルだけ見ると浦島太郎状態です。当時は1ドル80円前後という今では想像できない円高だったからです。その後におこったことは、白紙の状態で書かれているのです。

しかし、その後の為替の変動や経済状況を答えとして持ち合わせて読み返しても、的確に分析されていたと驚きの説明がなされています。読んだ当時に大変参考になり、大切に保管していたのですが、ここまで為替が動いている中、再読してみると当時から枠組みは示されていることがわかり、紹介する次第です。

・為替は変動要因を整理分析すれば、予想精度を高めることができる。
・購買力平価説を前提に、為替は10から20年の長期の変動である。
・デフレは必ずしも悪ではないにもかかわらず、日銀に無理にでもインフレを起こさせる金融政策を求める政治家がいる(出版されたのは、民主党政権時代です・・・・)。
・ドル円相場が1ドル150円になったとき日本は不幸になっている。

など。まさに現在進行している事態を10年以上前にある程度想定されています。もちろん、これから先のことはわかりません。ブログ主は為替は予想できないことを前提にしています。ただ、予想しないとしても、為替変動に対して思考枠を押さえておくことは大変有益です。

為替変動にモヤモヤしている方は手にとって見てください。ちなみに、著者のwikipediaには、著者の直近のネット記事も整理されていたので、こちらだけでも参考になるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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