LIMOに面白い記事が掲載されていたので取り上げてみます。
記事概要
外部リンク:LIMO 「金利が上がったいま、高配当株と個人向け国債のどちらがいいですか?」預貯金800万円、毎月10万円積立の50代会社員——利回りを並べて見えた「お金の役割分担」とNISA成長投資枠の使い方
所感
まず、記事概要よりも、最近感じるのは、国債について、目にする機会が激増していることです。当ブログでも便乗させていただいています。
従来から定番ネタの高配当株投資や優待株投資はさておいて、新NISAスタート前後は、勘違いまたは、販売側の事情で、全世界株式インデックス=米国偏重→日本株やインド株、先進国・新興国比率の見直しのネタに溢れていた頃から、まだ2年です。つくづく、資産運用のネタは世相を敏感に反映することと、流行りは移ろいゆくものだと実感します。
ただ、株価も金利も乱高下あることは自然の理であり、運用そのものは、個人個人の運用の期間と目的の範囲内で、最初から、債券(預貯金・個人向け国債)と株式に適切に分散投資投資していれば、特段すべきことはないはずです。情報は追いかけておくべきですが、振り回される必要は全くありません。
記事内容
10年国債の利回りは年3.089%(2026年10月8日)まで上昇しています。個人向け国債の2026年10月募集分は、全タイプで年2%を超えました。一方、東証プライム市場の平均配当利回りは約2.2%です。
出典:LIMO 「金利が上がったいま、高配当株と個人向け国債のどちらがいいですか?」預貯金800万円、毎月10万円積立の50代会社員——利回りを並べて見えた「お金の役割分担」とNISA成長投資枠の使い方
国債が熱いのは、まさにこの点に尽きると思います。配当だけに着目すると株式でリスクを取る必要性は相対的に低くなるのは理解できます。
ただ、記事では、そもそも高配当株式と国債は、単純に利回りだけで比較するニ択のものではなく、役割が異なりものゆえ、使用するまでの時間軸で考えるべきものとしており、この真っ当な結論は、本当にそのとおりだなと思いました。
高配当株=正義ではない
配当利回りは、株式市場がその企業につけた「値段」の裏返しです。利回りが高いのは、配当が多いからではなく、株価が安いからかもしれない。そして株価が安いのには、たいてい理由があります。
LIMO 「金利が上がったいま、高配当株と個人向け国債のどちらがいいですか?」預貯金800万円、毎月10万円積立の50代会社員——利回りを並べて見えた「お金の役割分担」とNISA成長投資枠の使い方
本記事で最も重要なのは、監修者さんの視点として記述されているこの視点です。
株式が長期的には、期待利益が高い投資対象として、NISAの非課税枠の恩恵を最も受けられる可能性が高く、10年以上先に使用するため長期運用するとすれば、個人向け国債と対で検討するのは、高配当株式ではなく、時価加重平均型の幅広く分散されたインデックス投信であるべきです。
すぐ使わないのであれば、配当は不要であり、トータルリターンでインデックスに劣後しやすい高配当株式を検討する必要性は薄いです。
高配当株式投資は、国債利回りが高くなった今、こんな形でも登場するので、表面的な魅惑に惑わされないことが大切かと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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