FPさんの書かれたWEB上の良記事がありましたので共有します。プロの方が作成した記事ですが、ど真ん中直球ストレートの内容で、珍しく清々しい気持ちになりました。
Mochaの良記事
外部リンク Mocha:全世界株と全米株、どちらに投資するのが正解なのか
Youtubeなど多彩なメディアで発信されている本業FPさんの記事です。FPさんのマスメディア向け記事には、どこか商業的な背景があったり、ポジショントークが入っていたりと、羊の皮を被った狼的な内容をお見かけすることも少なくないのです。
また、立場上やむを得ないのでしょうが、こんな人には、こっち、でも、こちらもありといった両論併記の結論や、どことなく、無理がある結論になりがちなところ、本記事では、
・将来はわからない
・一般的な投資期間は30年程度で長くても、50年
・投資は購買力を維持することが目的でリスクを抑えた運用をすべき
ということから、全世界と明確にすっきりと主張されており、余分なことが述べられておらず、とても論理的です。ここまで明確なのは珍しいのではないでしょうか。
さらに、最初から「全」世界か「全」米が対比されており、全米やナスダック、レバレッジは明確にプラスアルファを取りに行くものと明確に位置づけている点も好印象で、ブログ主は美しいと思わずうなりました。本当に珍しい。
全世界株か全米株か、運用終了間際の場合
ブログ主も全く同じ理由で、全世界株がメインと考えます(一部は趣味的に高配当ETFや個別株でも運用はしています)。株式と通貨ともに分散しておくことが、一般人が取りうる有効な手段です。全世界に分散しても、将来痛手を被る可能性はなくなりませんが、預金だけとか米国株式だけよりは、生存確率は高いのではないでしょうか。
この複雑な世界を見通して、どこか一地域の発展にかけたり、衰退する地域・会社と発展する地域・会社を誰よりも早く察知して、次から次へと乗り換えできる特別な能力があれば別ですが、記事にもあるようにプロでも出来ないことが、普通の個人にはできるとは到底思えません。
ブログ主のようにこれからの運用期間が30年も取れない場合でも、将来は予想できない点は、長期投資と同じですので、結論は変わらないと思います。ただ、リスクを取れる期間が短ければ短いほど無リスク資産とのバランスには慎重になる必要はあります。
未来は過去の投影ではないため、過去のリターンを前提に盲目的に投資することは危険です。有名な七面鳥問題は、運用期間が長く取れない場合は、特に念頭に置いておく必要があります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント
全世界株がメインとなるんですね。貴重な情報ありがとうございます。
コメントありがとうございます。