[運用全般]全世界型と均等型、米国集中の3種の運用の具体的イメージ

雑談

先日勢い余って著名な方の記事にネガティブな感想を書いてしまったので、反省しました。そこで、全世界時価総額加重平均型に投資した場合と、均等の場合、さらに米国集中して、20年投資した場合の、20年後の変化を数字でイメージしてみました。

100万円投資する仮定

2023年現在、100万円一括投資すると仮定します。

全世界時価総額加重平均型

現在の、オルカンなど全世界型の構成比率は、大雑把に米国60%、 先進国(除く米国)30%、 新興国10%です。それぞれ、 60万円、30万円、10万円 合計100万円投資することとなります。

均等投資

米国33.3% 先進国(除く米国)33.3% 新興国33.3%と 33.3万、33.3万、33.3万円 合計100万円投資することとなります。

米国一国集中

米国へ100% 100万円投資することとなります。

20年間の値動きの仮定

リバランスはなしとして、20年間の平均のリターン別に適当に3パターン用意します。一応、下記のvanguard社の2023年7月時点での10年のリターン予想値も参考にアメリカ人ではないことも踏まえ控えめな数値としました。ただ、ブログ主は将来は予想できないスタンスを前提としています。あくまでも今回の比較のための単純モデルで、根拠のない架空の恣意的なものとご承知おきください。税金、手数料、為替、インフレなども一切考慮しません。

参考外部リンク:vanguard Our investment and economic outlook, July 2023

パターンA米国順調、先進国絶不調、新興国絶好調

20年間で、米国年平均5%✗20年=100%(2倍) 先進国(除く米国)±0%(リターンなし) 新興国、年平均10%✗20年=200%(3倍)と仮定します。先進国は、日本のバブル崩壊後をイメージして、まずありえない極端な数字としています。

パターンB米国・先進国やや低迷、新興国順調

20年間で、米国年平均3%✗20年=60%(1.6倍) 先進国(除く米国)年平均3%✗20年=60%(1.6倍) 新興国年平均5%✗20=100%(2倍)と仮定します。控えめですが、まああってもおかしくないケースです。

パターンC米国・新興国絶不調、先進国やや低迷

20年間で、 米国、新興国、±0%(リターンなし) 先進国(除く米国)年平均3%✗20年=60%(1.6倍) という期待度が高いと言える米国、新興国でリターンが得られない極端な例。こうなると世界は混迷を極めていそうです。

一覧:100万円のパターン別20年後の姿

100万円が運用方法によりざっくり以下のようにばらつきます。

全世界型均等型米国一国集中参考:20年後の全世界型の構成比率*
パターンA180万199.8万200万米国:先進:新興=66.6:14.7:14.7
パターンB164万173.2万160万米国:先進:新興=58.5:29.3:12.2
パターンC118万120万100万米国:先進:新興=50.8:40.7:8.5
ブログ主による大雑把な計算

*時価増加分=リターンと仮定した場合

感想

全世界、均等型、米国集中とみれば、一見投資対象がかなり異なってみえます。しかし、20年程度の運用では、極端なパターンをみても、著しいまでの差異はみられません。これに各種変動要素が加わるとすると、雑ですが、誤差の範囲とも見えます。

カテゴリー別のリターンは、予想不可能です。マクロでの政治や経済やは無論、ミクロでの為替や手数料など多くの変動要素の影響を受けます。また、そもそも、現在は、全世界を米国、先進国、新興国にカテゴリー分けしていますが、これとて普遍的ではありません。入れ替えも、カテゴリー変更もあるでしょう。

どこに投資しようかとあれこれ調べて考えるのは、人によっては(ブログ主も)楽しいです。趣味としての投資です。成長国を当てることができれば、インデックスを超過する成果が得られます(さらに、極めれば、特定のセクター、個別株)。

しかし、特定の国や地域の発展と株式でのリターンが予想不可能である以上、比率を決めるために、いくら時間をかけても投資の成果は不確定のままです。過去のリターンが将来を保証するわけではなく、仮に誰かから何らかの比率を提示されても検証の方法がありません。20年後には答え合わせできますが、人生は不可逆です。

これらの数字を見ると、時価総額加重平均型インデックスの中で攻めても不毛なような、攻めるところが違うような気がします。そうであれば、やはり趣味の人(含むブログ主)を除くと、インデックスでは無難に時価総額加重平均型の全世界へ投資して、大切な時間は他のところに使うのが無難かなというのが、個人的見解です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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