明日で大晦日、一年間お疲れ様でした。今回は年度の締めとして、運用とFIRE関連について一年間を振り返っておきます。
資産運用
S&P500とオルカンが注目を集め続け、eMAXIS Slimシリーズが投信の預かり残高でまもなくそれぞれ5兆円を超えそうなど、NISAの話題をさらっています。
そんな中、2024年は、日本株で歴史的な記録を残した年として記憶されます。しかし、喉元すぎればで、もう遥か彼方の出来事のように感じる方も多いかもしれません。人間の印象は目前の事象に大きく影響を受けてしまう典型例ともいえます。
日経平均最高値更新
2024年度の記憶しておくべきトピックスは、やはりこれでしょう。34年ぶりにようやく最高値を更新しました。
1989年12月29日 3万8,957円44銭
2024年2月22日 3万9,098円68銭
その後、7月11日に、年初来高値4万2,224円02銭をつけて、暴落後は、比較的フラットな状態で推移しました。ちなみに、TOPIXも、7月4日に最高値更新しました。
わずか半年前が随分遠く感じますが、日本株の歴史を刻んだ一年として、長らく語り継がれるでしょう。
日経平均暴落
最高値を記録したわずか1ヶ月後、8月5日わずか1日で、下落幅歴代2位-4,451.28円、下落率歴代1位-12.4%という歴史に残る暴落を記録しました。2024年は、最高値に、暴落と、記録ずくめですが、すぐ高水準に戻りその後は大きく値が動かなかったため、もう忘れてしまった方も多いかもしれません。
最高値更新や歴史的暴落を経て、年初来では、大納会の前場の時点でこんな感じでした。
新NISAスタート
NISA600万円、つみたてNISA20年計800万円いずれかの選択制だった非課税制度であるNISAが刷新され、つみたて投資枠600万円・成長投資枠1,200万円 合計1,800万円の神制度に生まれ変わりました。
売却で枠が翌年には復活するなど、使い勝手も劇的に向上しました。最短で5年間で埋められるため、2025年も、まだまだ話題は尽きなそうです。
個人的には、つみたて投資枠で10万/月オルカンを継続購入しました。本年度の成長投資枠は使わなかったので、一生使わないか、5年後に継続使用するか、暴落時にスポット利用するか様子見です。
記事作成時点では、新NISA分だけで、約+10%。何もしていないにもかかわらず、想定以上の評価益と幸運な一年でした。そもそも、主目的であるカード積立のポイントが別途還元率0.5%、年間6,000円別途いただけたので、感謝しかありません。
FIRE関連
退職2年目でようやく、1年フルに運用生活した場合の、各種手続きを経験完了します。FIREであれ退職であれ、リタイアであれ、運用を一つの生活手段としてい付けている場合は、少しずつイメージトレーニングしておくことをおすすめします。
国民健康保険切替
2年間の健保任意継続が終了し、国民保険へ切り替わりました。これで、ようやく旧勤務先との縁に当面の区切りがつき、心理的にもすっきりしました。
しかし、外国税額控除や各種控除適用と、国民健康保険料との天秤が想定外に難しく、運用生活には、NISAやiDeCoといった非課税制度のみならず、社保との関係もしっかり検討しておくことが必要と痛感しています。
2年目の税還付の初経験
初めて、通年で運用生活を行い、確定申告した場合の、還付額や還付の流れを経験しました。完全に運用生活を行った場合の申告手続きを体験できたことも、有益でした。
やはり、座学だけでは実感に乏しく、実際に行い手続きの流れを掴むことは安心感に繋がりました。
最後までお読みいただきありがとうございました。本投稿を持って年内最終更新とさせていただきます。向寒の折、お体を大切に、どうぞ良いお年をお迎えください!
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