[雑感]オルカン生みの親の方の資産形成の考え方をみての感想

雑談

文春オンラインさんに、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)をヒット商品に育てられた代田秀雄氏のインタビュー記事が掲載されていました。

記事概要

外部リンク:文春オンライン NISAは「月1投資」と「年1投資」のどちらが有利? “オルカン生みの親”が明かす資産形成の考え方《ポートフォリオ構築は》

2部構成記事になっており、リンク先は、2部の方です。30分ほどのインタビュー形式の動画がメインで、記事は動画の要約となっていました。

個人的に印象に残ったのは、内容が極めてシンプルで奇をてらっていない点です。インデックス投資を中心としている方であれば、書籍であれSNSであれセミナーであれ、どこかで必ず目にするであろう論点と定説となっている結論を極めて簡潔にまとめられています。

eMAXIS Slim全世界株式の商品展開の中心となられた方でも、何か特別な考えがあるわけではなく、教科書的な理解に尽きる点が見れて、とても安心できると思います。

記事の方は要約で、動画の方の細かいニュアンスが重要と思いますので、動画視聴をお勧めします。

地球の歩き方「オルカン」にも登場されていますが、この業界には珍しく(失礼)とても誠実な方に見受けられます。

個人的に特に気になった点

コア・サテ戦略

本インタビュー記事でもコア・サテライト戦略が触れられていました。やはり元運用会社の方ゆえアクティブファンドに誘導されるのかなと見てみてみると、

「インデックス積立投資から2~3年経つと欲が出てくるが遊興費の程度で長期とは別の視点でタイミング投資をやってみると市場に勝つのが難しいのがよく分かる」趣旨の発言をされていました。

ここまで言い切られる方は余りお目にかからず、是非動画内にてニュアンスを確認して見てください。

ブログ主個人としてはとても共感できました。

一括か積立か

FPさんのセミナーなどでは、リスク分散云々を理由付けして、積立投資の方が安心と強調される方もいらっしゃいます。

この点についても、確率論では一括、気持ちの面では積立とあっさりと触れられていました。ブログ主も同感です。

安心感

当たり前の結論も、実際にファンドを作った人から聞くと、安心感は段違いです。同じ内容でも話し手が違えば言葉の背景にある重みが全く違ってみえます。

インデックス投資メインの方であれば、より背中を支えていただけるような気持ちになれるいい動画記事だと思います。

原点に帰る意味でも、迷ったら帰ってきたいです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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