現在の住居は、空港と港につながっている県道沿いにあり、大型トラックの往来が激しいです。引越が容易にできないため、なるべくお金をかけず、防音対策をおこなった結果を共有します。なお、住まいによってはこのような対策が必要となり無駄な出費となるため、FIRE、早期退職検討中の方は選択肢があるうちに静かな環境を確保してください。
早期退職・FIREと賃貸借契約
FIRE関連の記事を拝読していると「地方に移住したが馴染めず帰ってきた」といった内容をよく目にします。しかし、無職の状態だと賃貸物件の契約は事実上不可能なため、不動産を購入しない限り転居は簡単にできません。金融資産の大小はほとんど影響しないため、早期退職・FIREを検討している方は何よりも、住居の確保を第一に優先してください。FIRE関連の記事についても、簡単に引っ越ししている記事は信憑性を疑ってみたほうがよさそうです。
賃貸物件の防音対策
幹線道路沿いの物件を契約するほうが悪いと言われそうですが、乗用車中心であればさほど問題はなく、とにかく大型トラックの騒音が激しいです。トラックの交通量が想定以上だったため判断を誤りました。今まで10回以上転勤に伴う転居をしてきたのですが、騒音に悩まされたのは初めてです。
ということで、何らかの事情で騒音に悩まされ、引越の選択肢も取りづらい場合のためにブログ主が行った騒音対策について試したものの効果を共有します。ブログ主の環境は、何もないと、窓を開けて生活するのは少し厳しい環境です。賃貸のため二重窓への交換もできません。
試した結果は、どんなに対策してもトラックの重低音は遮音できないが、相当程度は軽減され生活の支障ない程度まではぎりぎり改善可能というものです(RC構造のマンション前提)。
換気口の防音対策
建築基準法の改正(2003年7月1日施行)により、換気設備の設置が義務付けられました。これより築年数が新しい住宅には、換気口があります。換気設備には種類があり、ブログ主の住居は、吸気が自然吸気、排気は機械の第3種換気方式です。吸気側が外部と筒抜けのため、まずここを対策しました。
数百円でこれは効果大でした。1個では不十分ですが、穴を塞がないよう2個はめれば、給気口からの騒音はほぼ問題なくなりました。換気効率は落ちますが、防音優先です。
窓の防音対策
防音カーテン
以下の3点を購入しました。1枚で最も効果が高かったのは、ニトリさんの防音カーテンでした。次に効果があったのは後付のライナーでした。現在二重カーテンにして全部使用しています。二重にしたらより効果は高まったものの、劇的とまではいえず、カーテンだけでは安眠にはまだ不十分でした。
吸音材
つい最近、寝室について、窓の開閉を犠牲にして、防音カーテンと窓の間に吸音材を使用してみました。これは効果的でした。ここまで対策してようやく睡眠の妨げにはならない程度に低減されました。言葉では難しいのですが音が遠ざかったような効果です。こちらの商品はやわらかいスポンジ状の構造のため、サイズの異なるものを窓枠にはめ込んでいます。空気孔の部分だけあけて、睡眠時にはここも100均で購入したクッションで塞ぎます。テープや接着剤は使用せずはめ込んでいるだけです。実際の写真はこんな感じです。
最後の切り札 -耳栓
百均でスポンジ状のものとネジ状のものと2種類試しましたが、睡眠時にすぐ外れたり効果もいま一歩でした。そこで、2,000円台と耳栓にしては高価な以下の商品を試したところ驚きの性能でした。耳にすっぽりはまりますし、見た目は百均販売商品と大きく相違はないのに、遮音性能は別格でした。流石にベストセラー商品だけあります。寝返りしても問題ないソフトな素材です。難点は慣れないと違和感あり寝づらい点です。
以上なにか参考になれば幸いです。
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