[雑感]インデックス投資のバックボーンとなる良著の新版2冊の紹介

雑談

相場全体が好調なときは、隣の芝生が青く見え、高配当や個別株、レバレッジ投資などが魅力的にみえてしまいます。逆に、下落相場が続くと、株式投資そのものに不安を感じて、撤退すべきかなどの考えが頭をよぎってしまいます。

そもそも指数(インデックス)は特定の対象群の平均を表すもので、インデックス投信は、特定の指数との連動を目指す投資信託です。ブログ主が初めてインデックス投信を購入したのは、確定拠出年金でTOPIX連動型の投信を選択したときです。当時は、株式投資未経験で、ただの「平均」に追従するだけで利益は出るのか?下落相場のときは、わざわざ下落に追従するということ?など考えて、正直、半信半疑より疑ってました。

そういうときに心の支えとなってくれる良本(ブログ記事)がアップデートされていましたので紹介させていただきます。

「普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方」

外部リンク:Wikipedia 現代ポートフォリオ理論

インデックス投資の理論的基礎となる1つの金融理論です。ご存知の通り、一般人向けのウィキペディアの概略説明ですら、カタカナと数式の羅列です。正直なところ、文系のブログ主には過程を理解することは無理です。

これを万人向けに易しく解説いただいているブログ記事を以前紹介させていただきました。

こちらで紹介させていただいたブログ記事:「普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方」が書籍化されていました。

インデックス投資のファイナルアンサー的な内容を過不足なくまとめられ、個人的には、心より敬意を示しています。ブログ記事だけも知っておいて絶対に損はないです。

「新・臆病者のための株入門」

もう一つは、橘玲氏のロングセラー本のリニューアル版です。こちらも、以前著者ご自身の記事とともに紹介していました。

前回記事でも、触れていますが、わずか20年とはいえ、小さな変化が積み重なって気づけば世界は大きく変化しています。過去の日本では、第二次世界大戦の敗戦・国土の崩壊から、新幹線・東京オリンピックまで復興したのがちょうど20年ぐらいです。

これほどの時間軸で、インデックス投資が生きながらえ、ブレない主張を継続されている著者は、素直に凄いとしかいいようがありません。

本質を捉えてブレずに長期間継続することの必要性が目に見えてわかるリニューアルだと思います。

地に足をつけた投資を継続するためには、良書で得られるバックボーンは欠かせません。

最後まで御覧いただきありがとうございました。

コメント

  1. 週末山紀行 より:

    こんにちは。
    99点~の記事、王道で読み易くもあり素晴らしいですね。
    冒頭のエッセンス部分は印刷して娘に共有しようと思います^^
    橘さんと言えば、20年以上昔、オフショアファンド関連の情報収集として
    ゴミ投資家関連書籍を読みまくりました。
    日本人に対する海外の金融機関の規制が緩く、面白い時代でしたが、
    諸々のリスクで果実を収穫する前に完全撤退しました(笑)