[免許]自動車安全運転センターと交通安全協会を活用した節約

支出見直

両者の区別がつかない方がほとんどかと思います。ブログ主が、今回SDカードについて調べた際にわかったことを整理しておきます。両者は別組織で、それぞれJAFのサービスと似たようなお店での割引・優遇サービスを受けることができます。免許をお持ちの方は、お住いの地域で利用できるサービスがないか確認しておきことをおすすめします。知らないともったいないです。

自動車安全運転センターと交通安全協会の違い

自動車安全運転センター

自動車安全運転センター

自動車安全運転センターは、「自動車安全運転センター法」(昭和50.7.10法律第57号)に基づいて設立され、安全運転研修の実施、累積点数の通知、運転経歴の証明、交通事故の証明、安全運転の調査研究などの事業をおこなっています。

自動車運転安全センターホームページ

法律に基づき設置された特殊法人のようです。事業内容は日常生活とはあまり縁がないですが、ユーザーとの接点としては、運転経歴証明書・交通事故証明書・SDカードを発行してくれるところのようです。後述しますが、SDカードの発行を受ければ、各種割引サービスが利用できます。SDはメモリーカードではなく、SafeDriverの略です。申請が必要で有料です。

交通安全協会

https://www.jtsa.or.jp/

交通安全協会は、「悲惨な交通事故ゼロ」をめざし活動を続けるボランティア団体です。

交通安全協会は、悲惨な交通事故をなくすために活動している社会の奉仕団体です。
世界的な組織として「国際交通安全協会」が設立され、日本など50数カ国が加盟しています。

我が国では、中央に「全日本交通安全協会」があり、地方には「都道府県交通安全協会」、各地区には「地区交通安全協会」が警察署の管轄区域に対応して組織されています。

一般社団法人宮城県交通安全協会ホームページ

全国組織の財団法人と各都道府県の一般社団法人で構成されています。免許の更新時に加入され、交通安全の冊子と免許ケースを受領するのは、この協会からです。他に免許更新時の講習を警察より受託しておこなっているようです。

行政組織ではなく、加入は任意ですが、免許更新の一部に組み入れられ知らない間に会員になっていることも多いと想像されます。会員であれば自動的に割引サービスが受けられます。

SDカード(自動車安全運転センター発行)での割引・優遇サービス

カード発行には申請と申請と手数料が必要

カード単体の発行はなく、運転経歴証明書を申請すると一緒に送られてきます。一通発行手数料670円、振込の場合さらに132円かかります。SDカードは発行から1年有効の割引サービスが多く、手数料負けしないよう注意が必要です。

優遇・割引サービス

地域ごと異なり、下記リンクより検索可能です。全国では、洋服やメガネチェーンが目立ちます。住宅なども含まれるため、高額支出や普段利用している店舗がお得に利用できないか見てみてください。

外部リンク:優遇店検索詳細

交通安全協会会員での割引・優遇サービス 入院見舞金まである

会員であれば特別な申請は不要

免許更新時に断りきれず会員となっていれば、特段の手続きは不要です。

優遇・割引サービス

割引・優待サービスは各都道府県の交通安全協会が協賛店と提携する形で任意のサービスとして提供しているため、濃淡があります。東京や大阪、愛知といった大都市では、ざっと見た限り優遇割引サービスはありませんでした。宮城県では、入院見舞金制度まであったりします。千葉県では、埼玉や栃木・群馬と広域連携していました。個人の店も多く、粗品進呈・代金割引、ドリンクサービスなど幅広いです。

余談

ブログ主は今日はじめて知りました。クレカやQR決済だけでなく、こんなところにも割引・優遇サービスがあったとは驚きました。

一方で、一応民間組織ではあるものの行政組織と表裏一体です。所在地も免許センターや警察署内であり、効率的な行政の観点からはもやもや感が残ってしまいます。委託費という形で間接的に税金が使われているものであり本当に必要なのかは少し考えてしまいます。

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