[雑感]2025年の実験的FIRE生活と資産運用

雑談

新年明けましておめでとうございます。早期退職して3年目に突入しました。備忘録として年度計画を残しておきたいと思います。

資産運用

2024年も、2023年に引き続き、相場が好調で、ブログ主も、見た目は恩恵を受けました。昨年以上に、株式投資分の時価額が増えました。

しかし、2023年12月30時点で1ドル140円ぐらいのところ、2024年末 は約157円と、引き続き円安による見かけ上の資産が大きく見える状態が続いています。

新NISAでオルカンに年初一括投資した場合、ドル円の為替変動だけで+11.25%、株価上昇で、+18.11%合計で29.36%のリターンとなっています(注:チャートはオルカンのETF版2559ゆえ分配金分オルカンより低くなっています。さらに、実際にはドル以外の他通貨の影響も受けるため、概算イメージです。)。為替変動の影響を大きく受けていることが一目瞭然です。

これが、少し前の2021年頃1ドル100円前後の水準に戻るだけで、外国株式資産は、-30%以上、これに加えて、8月のような株価下落が伴い、何年以上も復活しないとダブルで昨年の逆回転となり、いとも簡単に株式資産-50%はあり得るところです。

上昇は素直に嬉しいですが、為替や株価は水物ゆえ、予想はせず、上昇も下落も両方想定して、イメージを持っておくだけで、2025年も、従来の通りで特段の方針変更はありません。

株式資産既保有分はガチホして、特定口座の米国株式・ETFのドル建ての配当金・分配金は、再投資せず利益確定として、円転して保有して、円高にも円安にも備えをしておく方針を継続です。円安起因のインフレが続いても、この部分で相当程度は吸収できると踏んでいます。

新規は、投資は、新NISAのつみたて枠で、オルカンに10万円/月のつみたてを継続することと、日本株式の配当金のみ日本株の再投資と調整に回すことを継続します。

ただ、内実は、ここは、投資行動としては、矛盾しており、悩みどころとなっています。結局、新規投資するなら、分配されるETFではなく分配しない投資信託で保有しておけば足り、税金相当分非合理的だからです。配当投資の心理的罠であり、なにかやっているという雰囲気だけかもしれません。)

円貨保有部分については、金利動向に注目です。2024年12月募集の個人向け国債変動10の金利は、0.71%でした。ブログ主の利用するソニー銀行も、普通預金0.15% 1年定期預金は今季の冬季特別金利で0.6%と、金利水準が高まってきました。

インフレも意識して、円貨保有部分もしっかり金利がいただけるよう、使用するまでの期間を考えて、国債・定期・普通預金の保有分を調整します。塵も積もれば山です。インフレについては、燃料補助や円安の影響がまだこれから織り込まれそうで、2025年も沈静化はしなさそう。労働収入がないブログ主のような人には、賃金で追従する術がないため、運用面で注視する必要があります。

ネット上では、NISA枠を年初で全部埋めたとか株式投資せず円貨保有するのは機会損失だとかの言論もよくみかけますが、円貨、株式それぞれメリットデメリットあり、かつ置かれた状況はみんなバラバラゆえ、他人は他人として、自分の置かれた立場で目的を決め、バランスを取ればいいと思います。

再就職活動

ハローワーク関連の求職活動は、2023年でいったん終了し、2024年度は、積極的な活動には至りませんでした。4%ルールなど堅苦しいことは抜きに、株式運用資産は取り崩すことなく、定期預金と国債で円貨として保有している部分の年間予算枠内で2年以上やり過ごせたので、50代での再就職は厳しそうな中、実験的FIREでの安定的な生活を維持・継続させることを優先しました。

2024年も引き続き、政治や経済状況の動向に目を光らせつつ、再就職も排除せず情報収集を続けつつ、「実験的」なFIRE生活を継続する公算が高そうです。

3年目の抱負

2024年1月1日は、暦上、
天赦日(天が万物の罪を赦す日)
一粒万倍日(一粒の籾をまけば、万倍の籾を持った稲穂になる日)
天恩日(天の恩恵により全ての人が福を受ける)
が、重なる最強の開運日とのことです。

と書いたのですが、日本国内に限れば、暦とは正反対に、震災や大事故が発生してしまいました。

人知ではいかんともしがたい運や偶然が積み重なり今があるので、肩肘張ることなく今まで通り偶然も楽しみつつ、実験的FIRE生活と運用の1年間をすごせたらなと思います。

本年度もよろしくお願いします。

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