DIAMOND onlineに掲載されていました。ブログ主は、ちょうどiPhoneの機種変更しましたので、備忘を兼ねて家計見直しの観点から損得を具体的に検証してみます。
自動車の場合
外部リンク:DIAMOND online iPhone 17もアルファードも「残クレ」で買うのが賢い…でも、やらない!経済評論家が断言するワケ
記事内では、残クレについては、賢い消費選択となりうると述べられています。
確かに、自動車の場合は、使用終了後手元に記念に残すことはできず、一般的には廃車か売却で手放す必要があり、購入してもリースにしても使用価値を払っていることと同義です。
自動車については、ブログ主は、金利負担や事務コスト、走行中・使用中のリスク、さらには、返却を念頭に恐る恐るの仕様を余儀なくされる精神的な負担などを勘案すると、購入できる範囲の新車を一括で購入し、壊れるまで乗り潰す方を選択しています。
ブログ主の場合の愛車VW POLOのざっくりの年間コストを算出すると、
<自動車費用>普通車コンパクトカー購入12年目総コスト
①本体:諸費用含む購入時費用(191,166円/年)230万
②税金:自動車税 34,500円×12年=41.4万円
③車検:24万円×5回(100,000円/年)=120万円
④駐車場:39,600円/年×12年=47.5万円
⑤保険料:42,000円/年×12年=50.4万円
⑥タイヤ(夏1回、冬2回買換)24万円
①+②+③+④+⑤+⑥=513.3万円 42.8万円/年 3.6万円/月 +走行分のガソリン代
本体価格以上に諸費用は大きく、自動車が使用価値にお金を払っているのがよくわかります。維持費こうしてみると残クレではなくても高いですね・・・・・・。本体価格以外は、所有し続ける限りかかり続けるので、乗り潰すなら、長く乗り続ける他ありません。
iPhoneの場合
先日まで使っていたのは、2017年度に購入したiPhoneX64GBでした。APPLEオンラインでの当時の販売価格が税込121,824円ほどだったはず。
そうすると8年使用で、1回のバッテリー交換費用やアクセサリーを除いて、1,269円/月のコストです。
ちなみに買取価格は、現在8,000円ほどゆえ大勢に影響なしです。

ドコモで、iPhone17 256GBを機種変更で23ヶ月の返却プログラムを利用すると、実質負担65,340円ということは、2,840円/月のコストです。iPhone17Pro 256GBなら、4,620円/月です。8年同じ機種を使用し続けた場合のコストと比較すると、長く使い続けることが絶対ではないようにも見える価格設定です。
今回ブログ主は、iPhone17Pro 256GBをAPPLEオンラインで、179,800円で購入したので、iPhone17の返却プログラム並みのコストに下げるためには約5年使用する必要があります。iPhone17Proなら、約3年相当です。今回無印iPhone17が人気となるのもわかる価格設定です。
iPhoneの場合、返却プログラムで2年毎に最新機種を使用し続けるのも、一括購入してタイミングを見て売却して機種変更や、使い倒して手元に残して別の用途に転用するいずれの選択肢も悪くないように思います。
余談ですが、8年前のiPhoneXは現在でも、普段使いには何も支障なかったです。OSがサポート外となりアプリのバージョンアップや新規購入ができなくなりはじめたというソフトウェアの問題が大きかったです。スマホも劇的な進化は随分前に止まって冷蔵庫のような日常品になっていることを今回の久々の機種変で強く感じました。
自動車とiPhone
それぞれ存在理由は異なり、比較対象とはなりませんが、価格だけ比較するとiPhoneで悩むのが意味をなさないほど自動車の維持コストの高さが際立ちます。
家計見直しは大きなところからという鉄則がよく分かる例です。住宅や自動車、生命保険の家計への影響は大きいです。
とはいえ、iPhoneや各種サブスクなど月々かかり続ける費用も、積もり積もれば大きくなります。折角運用が上手く行っても、支出面で無駄があれば相殺されてしまいます。支出面もしっかりコントロールしたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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