[一人飯]10カ月で491店舗に! ラーメンの無人販売所が急拡大している理由 驚愕の出来

支出見直

ITmedia ビジネスオンラインの記事です。ラーメン愛好家としては見逃すことは出来ず、早速試してみました。結果驚愕でした。

インフレとラーメン

昨今ラーメンの値上がりが大きいと感じています。昔1,000円の壁と言われていましたが、どの店でも超えつつあります。それは仕方ないのですが、特に実験的FIRE中の身として無収入のため、賃金上昇でのインフレ対抗は出来ず悩ましいところです。

そのため自宅での外食ラーメン代替を様々試している中、興味深い記事に遭遇しました。

外部リンク:ITmedia ビジネスオンライン 10カ月で491店舗に! ラーメンの無人販売所が急拡大している理由

外で食べるラーメンとカップラーメンについて、消費者は「別モノである」ことを認識している。ただ、ラーメンについては「生タイプ」もある。スーパーやコンビニなどで、名店の味を再現した商品が並んでいるが、食べたことがある人は次のような印象をもっているかもしれない。「そこそこおいしい。でも、やっぱり店で食べるほうがおいしいよね」と。研究所が狙っているのは「その差」である。

出典:ITmedia ビジネスオンライン 10カ月で491店舗に! ラーメンの無人販売所が急拡大している理由

記事で興味を持ったのはこの点です。家麺を試すのですが、手間暇の割に「やっぱり店で食べるほうがおいしい」をなかなか超えられない。冷凍麺では名店そのままのクォリティーのものも購入できるものの、値段が1食1,000円ほどで具なし。調理の手間を加味すると、これだったらお店行くよねとなってしまうジレンマ。

本記事に登場していたのは、餃子の無人販売店雪松を急速に展開されている運営会社が2022年11月に立ち上げた「日本ラーメン科学研究所」1年も立たないうちに491店舗展開する機動力もさることながら、「研究所が狙っているのは「その差」である。」という味に対する自信。333円/1食という値段も、ぎりぎり許容範囲。HPを確認すると近所に販売所を発見。何だが挑戦状を叩きつけられた感じで、早速確保に走りました。

日本ラーメン科学研究所

普段行っているスーパの隅っこに自販機はありました。普段から利用しているのに存在に全く気づかなかった。3食1,000円。第一印象は、立地悪いなということ。探さないと発見できなかったため、一見さんは発見できそうにありません。もったいない。醤油ラーメンを購入。

パッケージは、物凄い。「家で食べるラーメンの到達点」と堂々と謳っています。屋号も日本ラーメン科学研究所です。ここまで自信満々なものにはめったに出会いません。ここまで言い切って大丈夫かと心配になるインパクトです。中には、小さめに見える麺とかなり大きいスープが入っていました。

スープには、脂分がふんだんに含まれており、カロリーも一般的なインスタント麺より高め。スープで麺を茹でることで、手軽さと熱々さを確保することが売りのようです。

期待と不安が入り混じる中作ってみました。鍋ひとつで簡単と説明書きにあるものの、スープを常温に戻すのに少し手間と絞り出しにくい点は簡単ではなかったです。もしかすると冷凍のまま使用すべきなのかも。ネギとメンマとチャーシューは普段のストックから。見た目はまんまインスタントラーメンですが・・・・。

はい。これ凄いですお店で食べるラーメンそのものです。冷凍麺のネックのスープ温度が低くなる点も、スープで麺を茹でる調理方法とスープの豊富な脂分で完全にクリアーされています。最後まで冷めずに熱々!333円でこのクオリティーは驚愕としか言いようがない。もう醤油ラーメンならお店で食べる必要はないと言えるぐらい。麺もスープも全く非の打ち所がないです。この価格の冷凍麺でこのレベルを出されるとお店は大変かも。店か家かではなく、店か日本ラーメン科学研究所かという革命レベルです!!。

これは味噌ラーメンとトッピングセットも必ず試さねば。店舗と自販機では販売商品が違うようなので店舗もさがさねば。

株式会社YES

正直、コロナ後に大増殖した冷凍販売機ブームに乗っかったニワカぐらいにしか思っていなかったです。運営会社のホームページをみると、創業から10年ほどの非上場会社で、創業は飲食業ではない様子。今回の冷凍麺は、麺は自社工場制とあり、それなりに設備投資もしているよう。さらに、スープは、「食のインテル」と言われるアリアケジャパンに委託しています。天然調味料業界最大手のプライム上場企業(2815)です。

投資家目線でも、何故、短期間に、この味のラーメンを開発し、業界大手と提携し、ここまで業態拡大できるのか大変興味深いです。どうやっているのでしょうか。無人販売は危険としか感じないのですが・・・。無人販売や冷凍自販機の行末とともに、今後の同社には目が離せません。

とにかく「家で食べるラーメンの到達点」と名乗るだけの価値ある一杯。インフレ下でこのクオリティーと価格を維持できれば、台風の目となることは間違いなし。世の中に広まると業界そのものが変わるかもと思わせるほどのインパクトです。家でラーメン食べない方でも、一度はこの革新を経験されることをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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コメント

  1. yoshi より:

    「日本ラーメン科学研究所」のラーメン美味しいんですね。見つけたら食べてみます。

  2. 週末山紀行 より:

    通りすがりの宮城県民です^^
    自販機ラーメン興味深いですね。
    以前名取の宮城県立がんセンター近くで発見して、
    そのバリエーションや美味しそうな見た目に驚きました。

    機会作って食べてみたいと思います~

    ↓発見時の写真です
    http://ghblog.sunnyday.jp/yamakiko/img/2022/221022-112731.jpg
    http://ghblog.sunnyday.jp/yamakiko/img/2022/221022-112832.jpg