個人レベルで資産運用を行う場合ネット証券一択です。証券会社を選択する際のネタをまとめました。
ネット証券
選択すべきネット証券
まず、クレジットカード積立てでポイントが得られる証券で絞ると、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・カブドットコム証券の4証券となります。結論この中から好みの証券会社を選べば間違いはないと思います。
預かり資産残高、保有口座数、売上高ともに、SBI証券>楽天証券>マネックス証券>カブドットコム証券となります。SBI証券が断トツ最大手で、楽天証券とともに2強を形成しています。
SBI証券
迷ったら、全方向ほぼ最安のサービスを提供し、Oliveとの連携もできる最大手のSBI証券が間違いなく第一候補です。徹底的に他社対抗おこない常に先頭を譲らないイメージです。国内株式売買手数料の無料化を打ち出しています。金融グループとしても新生銀行のグループ化、地銀との連携など業界再編を主導している印象で勢いがあります。
楽天証券
不動の業界2番手で、楽天銀行との連携で普通預金金利アップ、汎用性の高い楽天ポイント、保有率が高い楽天カードで積立可能のメリットがあります。一方で、グループの楽天モバイルの多額の先行投資の影響から、サービス改悪が続いています。4社の中で投資信託の保有ポイントの付与が当社だけ一定金額に達した時ごと1度だけと、劣後しています。ブログ主は改悪前から楽天証券を利用しており巻き返しに期待しています。
マネックス証券
マネックス証券は、カード積立ての還元率が1.1%と4社中最大です。ただし、積立で利用するマネックスカードはマイナーで、ポイントはマネックスポイント、通常利用の還元率は0.5%と一般的水準です。積立のためにカードを作ると一枚増えてしまう点はデメリットです。暗号通貨コインチェックを買収したり、筆頭株主が地銀のしずおか銀行のグループ会社であったりしますが、外部との連携は4社の中では弱い印象です。
カブドットコム証券
カブドットコム証券は、4社の中で唯一個人向け国債を扱っていないこと、NISAの非課税と特定口座での外国株式投資における外国税額控除が併用できない(ただし、この点は、新NISAの成長投資枠を利用すれば問題なし)、idecoの外国株投信の商品ラインナップが十分ではないことは注意が必要です。ただし、メガバンクと大手携帯会社が親会社で安心感はあります。ponta経済圏のため、auユーザーでau payカードもフル活用されている方は、候補として全く問題ないと思います。ブログ主はサブとして利用しています。
昔の小話
ネット証券は、ネット経由でコストを抑えて、低廉な手数料のサービスを提供し、それほど資金量の大きくない個人の投資家を大量に獲得することで利益を得ています。
一方で店舗をもつ証券会社は、企業相手であったり、営業マンによる富裕層向けの決めの細かいサービスをコストをかけて提供しているイメージです。場立ちで取引がなされていた頃から日本の金融の一角を担ってきました。少々強引なイメージもありましたが、今後どのように変容していくのでしょうか。ネット専業に負けない一般個人向けサービスが登場すればうれしいですね。
場立ち
つい最近まで人間が手サインで売買を行っていたとは驚きますね。まさに「市場」です。これだと売買手数料が大きくかかってもやむを得ないですよね。人見知りなブログ主は、電話できないのでネットがない時代だったら株式投資はできなかったと思います。
証券会社残酷物語
2000年代、ブログ主が株式投資していなかった頃読んでいた連載です。脚色はあると思いますし、事実かどうかわかりませんが、一般人は証券会社は近づいてはならない世界と真面目に思っていました。そもそも「ば」がつくものには近寄るべからずと。競馬、賭博、バカラ、市場。今しっかり近づかせていただいています。
本音くん~建前を使えない証券マン~
ネタ動画ですが正確な金融知識に基づいて笑わせてくれます。今はこんなことはないと信じたいです。2023年3月現在1-16話がアップされています。リンクは、第一話です。
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