先日、何かがきっかけとなり、はるか昔株式投資をスタートさせる前に読ませていただいていたブログにたどり着いたので紹介させていただきます。インデックス投資とは対局にあるものかもしれませんが、根は共通であり、インデックス投資派にも大いに参考になります。
J_Coffeeの株式投資日記
外部リンク:J_Coffeeの株式投資日記(ミラーサイト)
既に約20年前の2005年に更新停止されています。本家サイトは消滅しており、ミラーサイトとなります。当時のWEBの雰囲気そのままで、インターネット黎明期を過ごした方には懐かしいのではないでしょうか。
発見したときは、まだ残っていたんだと感慨にふけってしまいました。
ブログ主は、本格的に株式投資スタートしたのは、2008年。それまでに、実際に個別株投資されている方は、どのようなバックボーンの下、投資判断されているのか関心を持って様々なブログ記事を追っかけさせていただきつつ、来たるべきときに備えて、今はなきMicrosoftMoneyの疑似投資機能を使って、身銭を切らず個別株投資のシミュレーションをしていました。
中でも、当ブログは、歴史的事件から、アノマリー、指数入替、(当時の)市場指定替など様々な事象と株価について膨大な知見を残されており、更新停止まで読ませていただいていて、当時大変世話になりました。
今こうして実験的とはいえFIREさせていただいているきっかけを作っていただいた恩ブログ、恩書の一つです。
今となっては、使えない投資手法も含まれていますが、多くは現在そして将来にわたっても投資を考える人にとって参考になると思い紹介させていただいた次第です。
インデックス投資は退屈?
こちらのブログを再発見して、改めて思ったのは、個別株投資の悪魔的魅力です。当時は、これが株式投資の世界だと大いなる興味を持って接していたことをまじまじと思い出しました。
対して、インデックス投資を中心とすると、インデックスでは大きく利益を得られない、思考停止である、この個別株に投資していれば云々と、様々他の投資手法の誘惑に駆られることが、少なくないかもしれません。また、人によっては、何かをしている実感が乏しく感じて、面白味に欠けると感じることもあるかもしれません。
しかしながら、冷静に考えるとそんなことはなく、個別株投資でもインデックス投資でも奥は深いことは変わりません。理解すべきことはそれこそ無限大に広がっており、実践する武闘派、現実世界を理解するツールを整理する理論派どちらもありです。
個別株投資を知る
前項で紹介したブログもそうですが、インデックスの前提となる個別株取引について知見を深めるのは有効だと思います。何なら全体に影響がない範囲で、自分が利益を得られると考えた手法で実際に取引して見るのもありだと思います。
そうすることで、高い勉強代になるかもしれませんが、自分はインデックス投資で何をしているのか、反面教師的に理解が深まります。また、隠れた才能が発揮されるかもしれません。確信持てれば、自己責任でのシフトもあり得るでしょう。
ブログ主の場合は、実際に自分の個別株投資とインデックスを競わせて、インデックスには勝てないと悟りましたが・・・・・。
インデックス投資を深める
「自分の知らないものには投資しない」という原則に従って、前回当ブログで紹介したインデックスの投資対象について理解を深めていくのも有効です。全世界株式なら、「投資対象を知る」ことは世界そのものを知ることと同義ですから、対象は無限大です。
原点回帰
何故インデックス投資を採用したのか、原点に帰って浮気心を消し去ることもありかもしれません。
歴史を知る
目先の手法ではなく、次元を変えて、そもそも金融は人類史にどのように影響を与え、今後はどうなっていくのか、大局的な見地から思案するのもありです。個別株だ、アクティブだインデックスだと考えることが些細なことに見えてきます。
こうしてみると、飽きることはあまりなさそうです。やはり資産運用は様々な知見が広がる可能性を持つ楽しいものではないでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。
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