[雑感]HDV騒動とNISA

雑談

NISA口座は運用期間が恒久化され、好きなだけ長期運用できるようになった反面、期間が長くなれば別のリスクが顕出することを最近思い知りました。

HDVの毎月分配化とNISA除外

出典:楽天証券お知らせ

ブログ主は保有していませんが、米国高配当ETFが注目されていた頃は、ヴァンガード社のVYM、ステート・ストリート社のSPYDとともに取り上げられることが多かったHDV。NISAでも、成長投資枠で購入可能でした。各証券会社から注意喚起なされたとおり、このHDVが運用会社の分配方針変更でNISA適用除外になりNISA口座では新規購入不可となりました。

経費率0.08%、ETFゆえタコ足配当なしと、日本のタコ足配当で高経費率の毎月分配型投信とは一線を画するのに、何とももったいない話です。

既保有分はそのまま保有できるので問題は小さそうですが、複数商品が混在して管理や出口の取り崩しなど精神衛生上良くない事が増えますので可能なら避けてほしいものです。しかし、米国の運用会社は日本のNISA制度など気にもしないでしょうから、他の米国のETFもNISAで長期保有するならこうしたリスクを承知しておく必要がありそうです。

SPGIのスピンオフに伴い一般口座へ

傘下に天下のS&P500指数を算出するS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスを有する金融大手のS&P Globalがスピンオフしました。

証券会社によって扱いは異なる可能性はありますが、楽天証券ではNISA口座で保有していれば強制的に一般口座へ払い戻しされます。

これは厳しいです。何も考えなくても恒久非課税とNISA口座で保有していたものが、突然、原則確定申告を要する一般口座で取り扱わなければならないという突然の難易度急高騰です。

ブログ主は当該銘柄を特定口座で保有していたのですが、初一般口座で戸惑っています。これがNISA口座だったら、さらに年間投資枠の問題やらでさらに面倒なことが増え、本当に踏んだり蹴ったりでしょう。

米国のビジネス界隈は、日本とは比べ物にならないほど新陳代謝が激しいため、NISAで個別株なら合併やスピンオフ、会社分割などでNISA口座で突然運用できなくなる事態を承知しておく必要があります。面倒ですね・・・・・・。

PayPayアセット事業終了

外部リンク:東証マネ部 【新NISA】保有中の投資信託の運用会社が事業終了!資産はどうなる?損する?

直近の米国株・ETFの動向を見ていて、新NISA初年度2024年に発表された運用会社の事業終了を思い出しました。インデックスファンドの繰上償還なら、他商品を買い直せば済むと当時はさほど気に留めなかったのですが、こんなことに10年ほどしてNISA枠を埋め終わった後に遭遇してしまうと、買い直すには、年間投資枠の関係でまた最低5年以上もの長い時間を要し、さらに含み益があればその分はNISA口座の枠では買えないという悲劇に襲われます。

おそらくNISA枠での投資は諦めて特定口座で買い直す羽目なるでしょう。

結論

NISA口座も油断大敵です。商品内容のみならず、こうした商品外のテクニカルな側面を見ても、NISA枠では、余計なことはせず、素直にオルカンなど国内の運用会社の運用資産が大きいインデックス運用の王道商品を購入すべきというのはもはや自明ではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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