[運用全般]手当と投資関連用語

雑談

少し前に、野党の国会議員の方が、岸田首相の息子さんの辞職の件で、手当を「てとう」と連呼したことが話題となっていました。投資用語でも同じようなことに陥っていないか再確認します。

国会の委員会質問

外部リンク:テレ朝ニュース

議員さんが「手当」を「てとう」と連呼したのは、5/30の参院経済産業委員会での質問でのことです。リンク先のような大手メディアでは全く触れられていませんが、他の動画を見ると確かにそのとおり質問されていました。緊張されていたのでしょうか。それとも、手当とは無縁の生活をされていたのかはわかりません。

対して、岸田首相は大人の対応で答弁されていました。質問内容が身内の不祥事のためだったからでしょうか。それとも、過去歴代の自民党首相も、未曾有や云々 をみぞうゆうやでんでん と読むなど、国会内の発言ではよくあることで、お互いスルーするのが習わしなのかはわかりません。

日本語は難しいです。ブログ主も50代ですが、この年になっても漢字の誤理解に気づくことがありますし読めない漢字も多いです。当ブログでも注意を払っていますが、誤字や脱字にあとから気づくことも多いです。

個人であれば笑って済ませるのですが、発言がリアルタイムで公になる、公的立場の方は大変だと思います。形式面ではなく、中身が重要です。

投資用語の難しさ

この話題を取り上げた理由は、投資における用語が難しいからです。そもそも金融業界や投資とは無縁の生活をしていると、基本的な用語ですら、触れることが少ないです。にもかかわらず、独特なカタカナ用語、略語、アルファベットで構成されていて、ブログ主は未だに戸惑っています。

さらに、投資は世間ではまだまだマイナーな部類に入るため、日常会話で投資用語を使うことが多くないはずです。ブログ主も投資の話をする相手はいません。知らないうちに読み方や使い方を誤っていたり、何となく使って得意げになっているかもしれませんが、気づく機会さえありません。今回の「てとう」を他山の石として、初心に戻ってみます。

カタカナ用語

アクティブ、パッシブ、インデックス、ポートフォリオなどは、少しでも投資している人なら普通に使うかもしれませんが、投資と無縁の方なら、言葉の意味すらわからないと思われます。

レバレッジ、ブル、ベア、イールドあたりはさらにハードルが上がります。ブログ主は、今でもブル、ベアやロング、ショートなど苦手です。頭の中で変換しないと厳しいです。ブル=雄牛 ベア=熊。危険な熊がのイメージがベア相場=弱気相場になかなか結びつきません。ロング、ショートどちらが売りか買いか。

こちらは、少し前に問題となったスイスの銀行の社債を元ネタにした動画です。このシリーズ大好きで勉強にもなるのですが、このレベルになると、もうブログ主は1つ1つ調べないとついていけません。

独特の漢字の読み方

前場・後場、終値、始値、初値 など市場や市場価格を示す漢字読めますでしょうか。ぜんば・ごば、おわりね、はじめね、はつねです。終値はニュースで読まれることが多いので馴染みがありますが、「はじめね」は、知りませんでした。ブログ主はかなり長い間「しち」と誤解していました。

アルファベット表記

NISA(ニーサ)-Nippon Individual Savings Account を略した愛称。日本版ISA。ISAはイギリスの非課税制度の略称。つみたてNISAはの「つみたて」はひらがな表記。漢字ではない。
iDeCo(イデコ)-英語表記の individual-type Defined Contribution pension planの単語の一部から構成される「i」には「私」という意味が込められており、自分で運用する年金の特徴を捉えている。DとCだけ大文字で他は小文字。

eMAXIS Slim -三菱UFJ国際投信が販売する低コスト投信。イーマクシスの方は、頭だけ小文字。スリムは、頭が大文字。

PER-Price Earnings Ratioの略。日本語は株価収益率。ピーイーアール と読むのと パー と読むのと多数派はどちらか未だに知りません。

ブログ主も当ブログで正確性を欠く表記を多々してしまっていて反省しています。先日の記事では、債権と債券を誤変換しており、ブログタイトルを修正しました。基本的な用語ですら、略号も大文字小文字入り乱れ複雑です。

しかし、言葉は、投資や経済を知る上での共通言語であり、まずここを正確に理解しないとスタートラインにすら立てません。資産運用する上では避けて通れません。

インデックス投資家は知らなくても大丈夫か

正直なところ、インデックス投資では、投資関連の専門用語や経済的知識無くとも、市場に居続けることさえできれば、長期では市場平均をとれてしまうので、専門用語や経済の基礎知識は不要とも言えます。

しかし、市場のメカニズムや参加者の利害関係、専門家によっておこなわれている取引などを可能な限り学習し、自分はインデックス投資で何をしているのか腹落ちするまで理解することこそが、他の手法に誘惑されず、値動きにも含み損にも動揺せず、心穏やかに長期投資する上で大変重要です。

実験的FIRE中ですが、ブログ主も、知らないことを少しでも減らすべく、学習は続けていきます。

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